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クルマというよりはもう別の何か。自動車史上最高額「ブガッティ・ラ・ヴォワチュール・ノワール」の細部はこうなっている

投稿日:2019/03/10 更新日:

さて、ジュネーブ・モーターショーにて発表されたブガッティの最新モデルにしてワンオフモデル、「ブガッティ・ラ・ヴォワチュール / Bugatti La Voiture Noire(意味は”黒い車”)。

これは3台のみ(オープンを入れて4台)のみが製作されたブガッティの名車、タイプ57SC アトランティーク(アトランティック)の現代版だと言われていますが、注文したのはポルシェ創業者、フェルディナント・ポルシェの孫、フェルディナント・ピエヒ氏(女系の子孫なので名字が違う。VWグループ会長も務めた)ではないかということも話題に。※ブガッティは納車先を明らかにしていない。ブガッティエンスージアスト、とだけ述べている

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このクルマが高いのにはワケがある

そのブガッティ・ラ・ヴォワチュールにつき、今回ジュネーブ・モーターショーへと展示され、その詳細が続々明らかに。
なお、価格は邦貨換算で20億円だとされ、これはロールスロイス・スウェプテイルの15億円を超えて「自動車史上最高額」。

ただ、ピエヒ家の資産は45兆円くらいとも言われているので、「20億円」というのは資産4500万円の人の「2000円」に相当するので、そのあたりの部長さんが2000円のランチを食べるような感覚で20億円のクルマを買うことができる、というワケですね。

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なおエンジンはシロンやディーヴォと変わらず8リッターW16クワッドターボ、1500馬力。
つまりドライブトレーンはシロンやディーヴォと同じだということになりますが、じゃあなんでそんなに高いのか?と思いますよね。

ただ、今回公開された多くの画像や動画を見るに、その価格も納得の仕上げを持っており、ここでその一部を見てみましょう。

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まず、ブガッティ・ラ・ヴォワチュール・ノワールのボディワークは「オールカーボン」。
これはカーボンの織り目が見えるもので、シロンだと3000万円近いオプションです。

そしてラ・ヴォワチュール・ノワールの場合は「ワンオフ」なのでデザインや製造にかかるコストがシロンのものとは全く異なることになりますが、ボディのあちこちに「粗密」にあけられる穴が特徴的。
これには相当なコストがかかっているということが明白ですね。

画像に含まれている可能性があるもの:車、夜

ヘッドライトは無数の素子からなるLED。
これはアストンマーティン・ヴァルカン(のテールランプ)で自動車業界に登場したデザインですが、ブガッティだと「ディーヴォ」のテールランプにも採用されています。

画像に含まれている可能性があるもの:車

ホイールは3Dプリンターによる製造。
3Dプリンタによってホイールを「プリント」する場合はCNC加工による「切削」と異なる積層を行うので、こういった複雑な形状にも対応が可能。

画像に含まれている可能性があるもの:車

なお、3Dプリンタによるホイールの製造はアメリカのホイールメーカー、HREも公開しており、これからのプレミアムカーに装着されるホイールはこうなるだろう、ということも予感させます。

ちなみにブガッティの属するフォルクスワーゲングループは3Dプリント技術に力を入れており、新たに研究設備もオープンさせていますが、ブガッティにおいてはブレーキキャリパーも3Dプリントで作製することを検討している模様。

なおタイヤは「フランスつながり」でミシュラン製ですが、ホイールのデザインにマッチしたシルバーのマーキングが施されます。
これについてはおそらくアフターマーケットでも大流行すると思われ、とくにホイールメーカーが注目しそうな手法ですね。

画像に含まれている可能性があるもの:車

そしてリアは全面「メッシュグリル」に連続したデザインを持つテールランプ。
おそらくはウインカーもこのラインの中に内蔵されているものと思われます。

画像に含まれている可能性があるもの:2人

そしてテールランプにはおそらくレーザーにて加工が施されますが、これもブガッティと同じグループ(というか親会社の)アウディで採用されたもののアレンジ版(たぶんA7かA8で、ヴェネチアングラスをイメージした、という触れ込みで紹介されていた)。

3Dプリンタ然り、このテールランプに採用される技術然り、ラ・ヴォワチュール・ノワールはフォルクスワーゲングループの技術の粋だとも言え、その会長を務めたフェルディナント・ピエヒ氏にふさわしいクルマだと言えそう。

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テールの「BUGATTI」文字はホワイトに発光。
車体後部にホワイトの光を(ライセンスランプとバックランプ以外)使用することは多くの国では許可されていないはずなので、これは「バックランプ(リバースランプ)兼用」なのかもしれませんね。

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そしてテールパイプは6本出し。
なぜかは不明ですが、欧州ではハイパフォーマンスになればなるほどテールエンドが「円」になるようです。

たとえばポルシェだと、エントリーグレードのテールエンド形状が「台形」なのに、上位モデルになると「丸二本」になるといった感じですが、これはBMWやランボルギーニでもみられる傾向の一つで、それらを見るに「丸マフラーエンド=ハイパフォーマンス」という認識が欧州自動車メーカーにあるのは間違いなさそう。

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そしてフロントフードにも「穴」。
こうやって見るに、もうクルマというか完全にダース・ベイダーのヘルメットですね。

画像に含まれている可能性があるもの:車

ブガッティ・ラ・ヴォワチュール・ノワールの動画も多数公開中

そしてジュネーブからは多数のユーチューバーがラ・ヴォワチュール・ノワールの動画を公開中。
スーパーカーブロンディさん、Shmee150氏もさっそく動画をアップしています。

PHOTO VIA:CARSCOOPS

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