ブロンズホイールは北米で高い人気を誇る
ホイールメーカー、ブリクストン(Brixton)によるマクラーレン570Sスパイダーのカスタムが公開に。
ブラックのボディカラーにブロンズのホイール(ブリクストン製鍛造、PF10 Duro)がなんともゴージャスなイメージですが、最近はこのカラーの組み合わせがけっこう多く見られ、とくに北米では人気があるようです。
マクラーレンにリアウイングは珍しい
なおホイールサイズは前後とも20インチで、センターから外周に向かって大きく伸びたデザインが特徴。
3ピース構造のように見えますが、「ディープリム」ではなく、スポークとリム外周がツライチになっているところが現代風ですね。
そしてこのマクラーレン570Sスパイダーにはリアウイングが装着されており、純正とは大きく異なる雰囲気に。
ちなみにランボルギーニのカスタムというと「大きなリアウイング」を背負わせる事が多いものの、マクラーレンでこういったリアウイングを取り付けるのはけっこう珍しい、と思います。
加えて車高も落とされているようですが、気になるのは「ナンバー」。
前後ともプレートではなくステッカーのように見え、一部の国や地域ではこういった標識が許可されているようですね。
ホイールデザインはこういった感じ。
直線的な部分とそうでない部分とが交錯し、かなり複雑なデザインを持っていることがわかります。
近年は設計や加工技術の進歩によって、飛躍的にホイールのデザインについてバリエーションが増えてきたようで、さらにCNCによる加工後術も大きく向上し、今までにないデザインを持つホイールが社外/純正ともに多く見られるようになったと思います。
なお、このホイールの「ブロンズ」は表面を酸化させることで着色を行うアルマイト(アノダイズド)加工によって再現されていますが、これは塗装に比べると(塗料を使わない分)軽量。
レイズの「TE37」も軽いからという理由でアルマイトを採用していますね。
最近だとこんなクルマもブロンズホイールを装着
直近ではメルセデス・ベンツが「メルセデスAMG S65 ファイナルエディション」を発表し、これにはブロンズホイールはじめブロンズカラーのアクセントが付与されていますね。
メルセデスAMG S65もついに生産終了、「ファイナルエディション」が130台のみ限定販売。続々V12エンジンが廃止となり、残るAMG V12は2モデルのみ
そのほかだとアウディがR8が「R8のV10モデル10周年」を記念して”ディッセンニウム・エディション”を発表。
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