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日産がGT-R、フェアレディZに「50周年記念モデル」追加?スペシャルモデルを示唆するティーザー画像が公開

2019/03/27

ニューヨークモーターショーでなんらかの発表がありそうだ

日産がフェアレディZとGT-Rの生産開始50周年を祝い、ニューヨーク・オートショーでなんらかのスペシャルモデルを公開する模様。
今回、日産公式にて一枚のティーザー画像が公開されていますが、一台のフェアレディZ、三台のGT-Rの下にぞれぞれ「スペシャルモデルっぽい」シルエットが描かれ、「究極の夢のガレージ(ultimate dream garage)」とも記されています。

初代フェアレディZへの「オマージュ」となるスペシャルモデルが登場?

画像の一番端(上)は「S30」フェアレディZで、これは1969年に発売されたもの。
「Zカー」として親しまれ、世界的に大きな成功を収めた「初代」フェアレディZとなります。

そしてその下にあるのは現代の「370Z」ですが、370Zに対して初代フェアレディZのイメージを反映させたスペシャルモデルが登場する可能性がある、ということなのかもしれません。

カルソニックGT-R、2000GT-Rレーシングコンセプトの姿も

そして左から二番目の上は「カルソニック・スカイラインGT-R」。
カルソニックでは、R31だとGTS-R、R32以降はGT-Rとして「カルソニックブルー」のボディカラーを一貫して採用しながらレースに参戦し、JTCやスーパーGTでも華々しい活躍を見せたのは記憶にあたらしいところ(現在もR35 GT-Rにて参戦中)。

なおカルソニックは1938年に「日本ラヂヱーター株式会社」として創業し、その後1988年に「カルソニック株式会社」へと社名変更。
1990年からGT-RにてJTCへと参戦を開始しています。

その後2000年に日産系の部品会社「株式会社カンセイ」と合併してカルソニックカンセイ株式会社という現在の法人へと変更されているものの、伝統の「ブルー」はそのまま採用されていますね。

そしておそらくは、このブルーを用いたスペシャルモデルがR35 GT-Rに設定されることになりそう。

続いて左から三番目の上段には1972年の「スカイライン2000 GT-Rレーシングコンセプト」。
これは以前にNISSAN CROSSINGに展示されていたもので、4代目スカイライン(KPGC110)をベースに作成されたコンセプトカー。
その先代となる3代目スカイライン(C10)GT-Rのレーシングカー「2000GT-R」の圧倒的な強さを受け、続く4代目GT-Rに「コンセプト」として製作されたものですね。

レースへの投入が期待されるも、排ガス規制の強化など世間の「流れ」には逆らえず、日産がワークス活動を停止したことでついぞ実戦投入されることはなく終わり、「幻のGT-R」と呼ばれているそうです(日産による解説はこちら)。

そしてその下はおなじみ「GT-R50 by Italdesign」。
これはもともと「GT-R50周年」を記念して登場したコンセプトならびに限定モデルなので、この場に登場するのは至極当然なのかも。

市販されるとはいえどその数は非常に少なく(世界で50台)、よってこれも「幻のGT-R」ということになりそうですね。

最後の「一番右上段」はスカイラインと名がつくGT-R最後の「R34」GT-R、そしてその下に見えるのは現行のR35 GT-R。
R34のイメージが反映されたR35 GT-R(のスペシャルエディション)が登場するということなのかもしれませんが、R34 GT-Rのほうはフロントバンパーサイドにダクトが見られ、もしかするとNISMO Z-tuneの可能性も。

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