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【マンソリー × ロールス・ロイス・ゴースト】超高級カスタム界の帝王が放つワンオフモデル、720馬力の衝撃

【マンソリー × ロールス・ロイス・ゴースト】超高級カスタム界の帝王が放つワンオフモデル、720馬力の衝撃

| 一昔前に比べると超高級車のカスタムに対する嫌悪感も薄れてきたようだ |

むしろ、中古市場では新車をはるかに超える価格で取引されることも

Image:Mansory

さて、ハイエンドカーのチューニングにかけては右に出るものがいないであろうマンソリーより、「最新作」としてロールス・ロイス・ゴースト シリーズIIが公開。

これは同社が「ワンオフ」にて仕上げた個体であり、同社の「connoisseurs(通、目利き)」と称される顧客のために用意されたものだと紹介されています。

このプロジェクトは、単なるドレスアップの域を超え、スーパーカーの魂をラグジュアリーセダンに宿した究極のビスポークであるとともに、マンソリー流の「魔法」が宿る一台だといえそうですね。

Mansory-Rolls-Royce (3)

Image:Mansory

パフォーマンス:V12エンジンの覚醒

純正のゴーストも十二分にパワフルですが、MANSORYの手にかかればそのポテンシャルは異次元へと引き上げられます。

  • エンジン: 6.75リッター V12 ツインターボ
  • 最高出力: 720馬力(純正の563馬力から大幅アップ)
  • 最大トルク: 1,020Nm(純正の850Nmからの増強)

この強大なパワーとトルクにより、巨体であることを忘れさせるような「ワフト(漂うような走行)」、そして瞬時に背中をシートに押しつける爆発的な加速を両立。

Mansory-Rolls-Royce (4)

Image:Mansory

デザイン:フルカーボンファイバーによる「芸術」

今回のプロジェクトの核心はそのエクステリアに集約されていると考えてよく・・・。

  • フルカーボンボディ: エアロパーツからフロントマスク、サイドスカート、リアディフューザーに至るまで、すべてを軽量・高剛性なカーボンファイバーで構築
  • Series II への最適化: 新型ゴーストの特徴であるスリムになったヘッドライトや、Spectre(スペクター)スタイルの垂直テールライトを活かしつつ、よりアグレッシブでワイドなスタンスを演出
  • 鍛造の輝き: 専用設計のフルフォージド(鍛造)ホイールがバネ下重量を軽減しつつ、足元に圧倒的な重厚感を与える(ディッシュデザインがナイス)

純正 vs MANSORY スペック比較

項目Rolls-Royce Ghost (純正)MANSORY プロジェクト
最高出力571馬力(Black Badge: 600馬力)720馬力
最大トルク850Nm (Black Badge: 900Nm)1,020Nm
エクステリアアルミニウム/スチールフルカーボンファイバー
ホイール22インチ キャスト/フォージド専用フルフォージド
Mansory-Rolls-Royce (1)

Image:Mansory

洞察:MANSORYが描く「最高峰」の定義

MANSORYの哲学は常に「最高(the highest level)をさらに更新すること」にありますが、もともとのゴーストシリーズIIが持つデジタル・オペレーティングシステム「SPIRIT」、よりドライバーフォーカスな足回りに対し「野生的な力強さ」と「工芸品としてのカーボンファイバー製のボディワーク」を融合させ、量産モデルでは決して到達できない領域へとオーナーを誘います。

ちょっと前まではこういった超高級車のカスタムカー(あるいはコンプリートカー)というと眉をひそめるような存在ではあったものの、近年では広く許容される風潮も定着し、このロールス・ロイス・ゴースト シリーズIIもまた、所有すること自体がステータスとなる「動く彫刻」だと考えていいのかもしれません。

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参照:MANSORY

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