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英国マツダがロードスターに新OPパッケージ設定。日本にはないマフラー、サスペンションが装着済み

2019/07/20

| 意外なことに日本だとマツダ純正ではサスペンションキット、マフラーが用意されていないようだ |

マツダの英国法人が、現行NDロードスター向けに2つのオプションパッケージを公開。
ひとつは「カップ・パック(Cup Pack)と題されたもので、価格はおよそ28万円ほど。
これはアイバッハ製のサスペンション(25ミリダウン)、ステンレス製エキゾーストシステム、17インチサイズのブラック仕上げBBSホイールがセットになったもの。

走りと内装の質感を高めるオプションが割安にセット

もうひとつのデザインパック(Design Pack)は価格63万ほどのオプションパッケージで、上述のカップパックに加えてフロント/サイド/リアアンダースカートとリアスポイラーが装着され、インテリアだとダッシュボード、ドアパネル、パーキングブレーキ、シフトブーツがアルカンタラへと変更される、という内容です。

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なお、これらのパッケージオプションは日本でも一部を除いて「バラ売り」で対応が可能。
たとえばフロントスカートとリアスポイラーは76,356円、サイドスカートは48,168円、リアアンダースカートは44,249円といった価格設定。
インテリアだとアルカンターラのデコレーションパネルが34,992円、サイドブレーキブーツが15,552円、シフトレバーブーツが14,668円にて販売されています。

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その一方、今回の「カップパック」に用意されるブラック仕上げのBBSホイール、エキゾーストシステム(マフラー)、サスペンションはマツダ公式サイトを見る限り、国内では提供されていないようですね。

そのほか、イギリスでは「ダーク仕上げのサイドレンズ」など日本にはないオプションもあるようで、このあたり国による差異があるのは面白いところ。

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ぼくは現行(ND)ロードスターについてはかなり高く評価していて、その理由は「乗りやすいから」。
スポーツカーとしての純度は圧倒的にトヨタ86/スバルBRZのほうが高いと考えていますが、そのぶんロードスターには「シビアさを感じさせない」フレンドリーさがあると考えているわけですね。

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ただ、もし自分で乗るにしても「ノーマルのまま」乗るというのは考えにくく、最低限でもこの純正エアロキット、ローダウン、ホイール交換、エキゾーストシステム交換は行うことになりそう(国産スポーツはやはりこれら”基本カスタムメニュー”を外すわけにはゆかない)。※ロードスターは車高を落として軽量ホイールを履かせるとやたらと格好良くなる

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その場合ボディカラーはホワイト、ホイールとエアロキットはブラックを選ぶことになりそうですが、気になるのはその「出力」。
実際に運転した印象だとロードスターはやはり「非力」で、そうなると後付でスーパーチャージャーもしくはターボ装着が好ましく、そうなると改造費用がかさむことになり、しかし売却時にはそのぶん高く売れるわけではなく、「であればリセールのいいポルシェに乗っていたほうが、買って売ったときの「得失点差が少なく」、よってポルシェが一番いいんじゃないか、と思ったりします。※ポルシェは買うときも高いが、売るときも高い

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