| このクルマは何度見ても見慣れることがない |
さて、ランボルギーニ大阪さんの移転記念イベント、今回は「現代のランボルギーニ」を中心にお届け。
まずは「アヴェンタドールSVJ63」ですが、これは限定モデルであるアヴェンタドールSVJの”さらに限られた”人のみが入手できるスペシャルエディション。
なんと世界限定63台という超希少モデルで、この個体はマットホワイトのボディカラーにゴールドのアクセントが用いられています。
なお、「63」というのはランボルギーニの創業年である1963にちなんだもので、近年においては出現度の高い数字となっています。
アヴェンタドールSVJ63に積まれるエンジンは6.5リッターV12、出力は770馬力で0-100キロ加速は2.8秒、0-200キロ加速は8.6秒、最高速度は350km/hというスペックを誇ります。
ランボルギーニ・アヴェンタドールSVJの細部はこうなっている
そしてランボルギーニ・アヴェンタドールSVJのディティールですが、これは何度見ても驚きの連続。
そのエクストリームさは完全に市販車の領域を超えていると思います。
フロントだとバンパーサイドにはウイングレット上のエアロパーツ。
ランボルギーニのデザイナーはフィリッポ・ペリーニ氏からミッチャ・ボルカート氏へと交代していますが、交代後からこのデザインが多く見られるようになったようですね(おそらく、市販モデルとしてはアヴェンタドールSVJがミッチャ・ボルカート氏の最初の作品)。
そして、こういったウイングレット類が「フロート」しているのもアヴェンタドールSVJの特徴。
エアロパーツ、ドアミラー、Aピラー、ルーフはカーボン製。
そして随所にゴールドのアクセント入り。
フロントバンパー先端にはアクティブエアロデバイス作動時の「エア抜き」用ダクト。
アヴェンタドールSVよりもさらに巨大化されたサイドのエアインテーク。
エアインテークにはゴールドのアクセント、そしてイタリアンフラッグ。
ホイールはセンターロック。
ブレーキキャリパーはゴールドですね。
「63」レターはステッカーではなく、職人によるペイント。
まったく段差がなく再現されています。
リアのアクティブエアロ(ALA=Aerodinamica Lamborghini Attiva)給気口。
ウイングステーにあるゴールドアクセントは「小さい部分ながらも」かなり効いている、と思います。
イベント会場でのほかのランボルギーニも見てみよう
アヴェンタドールSVJ63の隣に停まっているのはランボルギーニ・ウルス。
新オプション、アクラポビッチ製エキゾーストシステムが装着されています。
外装ホワイト、内装レッドの「日本っぽい」カラーリングのウラカンEVO。
ピットに並ぶ、ランボルギーニ縦置きV12歴代モデル。
カウンタック、ディアブロ、ムルシエラゴからアヴェンタドールまで。
V12エンジン「横置き」となるミウラも。
レッド、ホワイト、グリーンの「イタリアントリコローレ」。
ガヤルドのV10エンジンがオーバーホール中。