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【海上を飛ぶ跳ね馬】フェラーリ「ハイパーセイル」にAonがパートナーとして参戦。F1から大海原へ、最強タッグが描く未来とは

【海上を飛ぶ跳ね馬】フェラーリ「ハイパーセイル」にAonがパートナーとして参戦。F1から大海原へ、最強タッグが描く未来とは

Image:Ferrari

| Aonは「スクーデリア・フェラーリHP」でも公式パートナーを務める |

フェラーリがサーキットから大海原へとその情熱を広げており、2026年2月、フェラーリが進める革新的なセーリングプロジェクト「フェラーリ・ハイパーセイル(Ferrari HyperSail)」のプレミアムパートナーに、グローバルリスク管理のリーダーであるエーオン(Aon)が就任したことが発表されています。

フェラーリが「ハイパーセイル」の予告を開始。「水中翼ヨット」のようだが船舶というよりはむしろ宇宙船のようにも
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この記事のポイント(30秒でわかる要約)

  • 提携の拡張: F1「スクーデリア・フェラーリHP」の公式パートナーであるAonがフェラーリの新事業であるヨットプロジェクトにも参画
  • リスク管理の融合: 海洋レースという過酷な環境において、Aonのリスク評価・管理の専門知識を導入
  • 「空飛ぶ」30mヨット: 2026年中に進水予定。再生可能エネルギーのみで自律駆動する、最先端のフォイリング(翼走)技術を搭載
  • 技術移転: F1で培った空力技術やエネルギー管理のノウハウが、この「海の新世代ハイパーカー」に注ぎ込まれる

サーキットの叡智を「波の上」へ

フェラーリが新しく進める「ハイパーセイル」プロジェクト。

これは従来のヨットの範囲を大きく超え、それはフェラーリが持つ最高峰のエンジニアリングを海洋という全く異なるフィールドで試す壮大な実験場という位置づけです。

実際のところ、フェラーリのCFO、アントニオ・ピッカ・ピコン氏は「ハイパーセイルは、かつてないシナリオを探索する極めて高いレベルの研究・革新プロジェクトだ」と述べており、ここにリスク管理のプロであるAonが加わることにより、未知の海域での「パフォーマンス」と「安全性」の両立が確固たるものになることが期待されているというわけですね。

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Image:Ferrari

フェラーリ・ハイパーセイル(Ferrari HyperSail)とは

世界中のセーリングファンが注目する、この「空飛ぶヨット」の驚愕スペックをまとめると以下の通り。

項目詳細内容
全長約30.5メートル (100フィート)
船体タイプフォイリング・モノハル(水中翼付き単胴船)
動力源100% 再生可能エネルギー(太陽光・風力・運動エネルギー)
技術的特徴F1由来のフライトコントロールシステム / 革新的なカンティングキール
チーム代表ジョバンニ・ソルディーニ(イタリアの伝説的セーラー)
進水予定2026年内

なぜ「Aon」が必要なのか?海洋レースという極限

フォーミュラ1の世界と同様、海洋レースもまた、1秒の判断が勝敗と命を分ける世界です。

Aonはこれまでもスクーデリア・フェラーリHP(F1チーム)を支えてきましたが、ハイパーセイルにおいては「リスク管理」がより戦略的な役割を果たすこととなり、ここでAonは風、波、天候の不確実性をデータに基づき管理し最速の航路を導き出す意思決定プロセスをサポートするとアナウンスされていますが、フェラーリの「スピード」とAonの「レジリエンス(回復力・適応力)」が組み合わさることにより、新しい競技の基準が生まれることが期待されています。

環境への挑戦:内燃機関を持たないフェラーリ

特筆すべきは、かねてより強調されている通り、この”ハイパーセイル”には内燃機関が一切搭載されていない点。

船体の制御、コンピュータ、フォイル(翼)の稼働に必要なすべての電力は航行中に自ら生成され、これはフェラーリにとっても、持続可能な未来に向けた重要なマイルストーンとなりますが、「ルーチェ(Luce)」でEVの世界へ踏み出すフェラーリが、海ではさらに先を行く「完全自給自足のゼロエミッション・レーサー」を作り上げようとしている、ということに。

結論:フェラーリの地平は、もはや陸地だけではない

フェラーリは今、自らの定義を塗り替えようとしています。

路上の「最速」から海洋上の「最速」へ。

そして、それを支えるAonによるグローバルなパートナーシップ。

2026年、イタリアの造船所で産声を上げるこの「ハイパーセイル」が初めて波を切り、海の上を「飛ぶ」瞬間。

それは自動車ファン、セーリングファン、そしてテクノロジーを愛するすべての人にとって、新たな伝説の始まりとなるのかもしれませんね。

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参照:Ferrari

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