| ただしレンダリングを超えるリアルワールドの改造車も存在する |
伝説の超過激メルセデス・ベンツ、190E 2.5-16 エボリューションIIを「現代風」に手直ししたレンダリングが登場。
これはCGアーティスト、jb cars氏が自身のインスタグラムアカウントにて公開したもので、見てみるとたしかに「現代風」。
リアバンパーの形状そのものが現代風のツルっとしたものへと改められ、リアディフューザーは現行メルセデスAMG風。
テールランプはLEDとなり、ホイールもイマ風そしてブレーキキャリパーはレッドに。
細かいところだとドアハンドルやドアミラーまでもが再デザインされていますね。
メルセデス・ベンツ 190E 2.5-16 エボリューションIIはこんなクルマ
メルセデス・ベンツ190E 2.5-16 Evolution IIは当時メルセデス・ベンツが参戦していたツーリングカーレースのホモロゲーション取得用の車で、「エボリューションⅠ」の2.3リッターエンジンを2.5リッターにまで排気量を拡大し、235馬力へとチューンされたもの。
生産台数は502台、オーバーフェンダーや「まんまツーリングカー」なフロントスポイラー、そして巨大リアウイングが特徴です。
中古市場でも非常に人気があり、オークションでは3000万円以上の値を付けたことも(それにしてもメルセデス・ベンツがこんなエクストリームなクルマを作っていたとは・・・)。
事実は小説よりも奇なり
ただ、今回のレンダリングよりも過激な190E 2.5-16 Evo IIも世の中には存在していて、直近のSEMAショーにて展示された個体がこちら。
前後オーバーフェンダー、サイドパネルはそのままに、ボディカラーは現代風の「マットグレー」。
そしてこれも現代のツーリングカー風”スワンネック”ステーを持つリアウイング、そして驚くべき大きさを持つリアディフューザーも装着済み。
テールランプは一部クリア、そしてメルセデス・ベンツのエンブレムはブラックへ。
インテリアはフルカスタムされ、メーターはレース用、そしてシフトレバーはビレット製に。
ダッシュボード、センターコンソール、ドアパネル等はすべて作り変えられ、シートとともにレッドレザーへと張り替えられていますね。
全体的にそうとうに高いレベルのカスタムが施されていますが、「事実が想像を超えてしまった」例だとも言えます。
ほかにはこんなレンダリングも
そしてjb cars氏はほかにも「バーチャルカスタム」を施したレンダリングを公開。
こちらはR34 GT-RをR35へとアレンジしたもの。
フロントフェンダーやリアバンパー、リアディフューザー、リアウイング、テールランプにマフラーも変更されています。
発表されたばかりのフェラーリ812GTSをさっそくバーチャルカスタムし、リアウイングをFXX K風に、そしてテールランプを変更しマフラーエンドも大きく太く。
アルファロメオ・ジュリエッタと488GTBとを混ぜて「フェラーリのハッチバック」を作成。
BMW 2シリーズ・グランクーペを「2シリーズ・クーペ」へ。
ポルシェ718ケイマンGT4を「718ターボ」へ。
911ターボ風の「リアフェンダー状のエアインテーク、リアウイング、リアバンパー、リアディフューザー等が装着済み。
日産R35 GT-Rとフェラーリ488GTBとをミックスしてスーパーカー風に。
BMW 8シリーズ・クーペを「8シリーズ・スピードスター」っぽく。
アストンマーティン・ヴァンテージを「ワゴン」へ。
なかなかにキマっていますね。
アウディRS6アバントをランボルギーニ・ウルス顔へ。
VIA:Jb Cars