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アウディが”初代RSモデル”、RS2へのオマージュとなるスペシャルエディション、「25 Years of Audi RS」発表。TTRS、RS4、RS5、RS7に設定

2019/12/15

| RS2の「ブルー」はインパクトが強かった |

アウディが「初代RSモデル」であるRS2アバント発表25周年を記念し、スペシャルモデル「25 Years of Audi RS」シリーズを投入しています。
設定されるのはTT RSクーペ、RS4アバント、RS5クーペ、RS5スポーツバック、RS6アバント、RS7スポーツバックで、内外装に「RS2をイメージした」特別仕様が盛り込まれることに。

この「25 Years of Audi RS」シリーズをオーダーできるのは現在ドイツのみですが、アウディは順次これらを欧州、そしてワールドワイドに展開する意向を持っているようですね。

25 Years of Audi RSシリーズはこんな仕様を持っている

25 Years of Audi RSシリーズのボディカラーは、RS2をイメージしたノガロブルーに加え、ナルドグレー、グレッシャーホワイト、ミトスブラック。

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フロントバンパーやサイドステップ、リアバンパー内のブレードはマットシルバー、ドアミラーはグロスブラック仕上げを持ち、ブレーキキャリパーはレッド、ホイールはブラックに切削加工が施されています。

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ホイールキャップにも「25RS」のロゴ。

„25 years of Audi RS: anniversary package”

25 Years of Audi RSシリーズのインテリアはこうなっている

インテリアは「25」ロゴが多用されていることが特徴で、ドアを開けると「25RS」の文字がプロジェクターにて投影。

„25 years of Audi RS: anniversary package”

内装カラーはブラックをメインに、コバルトブルーのアクセントとステッチ。
ステアリングホイールはアルカンタラ張りとなり、12時位置にはコバルトブルーのセンターマーク入り。

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シートはモデルによって「ハニカムステッチ」もしくは「パーフォレイテッド(パンチング)」となり、やはりモデルによってナッパレーザもしくはアルカンタラが使い分けられているようです。

„25 years of Audi RS: anniversary package”

そしてカーペットにも「25RS」ロゴ。

„25 years of Audi RS: anniversary package”

価格についてはTTRSが9,350ユーロ、RS4アバント、RS5クーペとRSスポーツバックが10,900ユーロ、RS6アバントとRS7スポーツバックは14,500ユーロから。

アウディRS2とは?

アウディRS2とは、1994年にアウディ80アバントをベースとしてアウデイとポルシェとが共同開発した車で、ポルシェが製造を行ったクルマ。
なお、このちょっと前には、ポルシェはメルセデス・ベンツの依頼を受けて「メルセデス・ベンツ500E」を開発・製造していますが、この500E製造中に「メルセデス・ベンツに黙って」アウディRS2を開発したことがメルセデス・ベンツにバレてしまい、メルセデス・ベンツがポルシェから500Eの委託生産を引き上げた、という事件も発生していますね。

500Eの開発と生産を(メルセデス・ベンツがポルシェに)委託した経緯として、当時「ポルシェが経営的にどん底」だったということもあり、同郷のメルセデス・ベンツが仕事を依頼することでポルシェを救おうとしたのだとされていますが、それだけにメルセデス・ベンツとしては「裏切られた」という気持ちがあったのかもしれません。

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アウディRS2の出力は315馬力、0-100キロ加速は5.4秒という、当時としては破格のスペックを誇ります(なぜセダンやクーペではなくワゴンボディが選択されたのかは謎)。
ブレーキにはポルシェ928Sのものが使用され、レッドキャリパーに「PORSCHE」ロゴが入ることでも知られ、生産台数は2891台という記録が残ります。

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