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日本でもっとも売れていないクルマはなんとNSX(年間29台)!ずっと「大人気」だと報じられていたのはウソだったのか

2020/02/05

| そのほかレクサスLCがはワースト9位、フェアレディZはワースト7位 |

ベストカーにて、「2019年の日本国内における販売ワースト10」が公開に。
ベスト10(もっとも売れているクルマ)は「プリウス」「ノート」「シエンタ」「カローラ」「アクア」「セレナ」「ルーミー」「ヴォクシー」「フリード」「ヴィッツ」といったところですが、ワースト10の中にはかなり意外な車種もランクイン。
ここでその内容を見てみましょう。

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ワースト10位〜6位はこんなメンバー

ワースト10:スズキ・バレーノ・・・732台

これはインド生産の5ドアハッチバックですが、インド生産だけに「品質がちょっと」というところがあるようですね。

ワースト9:レクサスLC・・・656台

レクサスLCは発表直後には目標販売台数の36倍である1,800台を受注し「予想外の大人気」だと報じられましたものの、そのレクサスLCもなんとワースト10にランクイン。
ただし、もともとの月販予定台数は50台とのことなので、この「656台」でもかなり優秀なのかもしれませんね。

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ワースト8:トヨタMIRAI・・・644台

正直コレはもう水素チャージステーションが全然ない(稼働しているのは国内で11箇所)ということが関係していると言えそう。
なお、トヨタはそれでも「もっと売れる」と考えていたようですね。

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ワースト7:日産フェアレディZ・・・546台

販売開始から10年が経過しているフェアレディZですが、それでもまだこれだけ売れているというのはある意味驚き。
なお、オープン版のフェアレディZロードスターは日米ともに販売が終了していて、クーペもいつ終了してもおかしくない状態でもありますね。

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ワースト6:ホンダ・レジェンド・・・407台

そもそも売っていることすら知らない人も多いホンダ・レジェンド。
NSXと同じ3モーター式ハイブリッドシステムを持つ高級車ですが、一番売れているのが軽自動車というホンダのブランドイメージと、レジェンドという「高級車」とが上手く結びつかないのかもしれません。
なお、人気が低いぶん中古車は激安で、中古だと「非常にお買い得」なクルマだと思います。

ワースト5位〜1位はこんなクルマ

ワースト5:トヨタ・センチュリー・・・384台

センチュリーは普段乗れるクルマではなく、用途が限られているのでこの数字は「仕方ない」といったところ。
むしろこれだけ買う人がいる、という方が不思議なクルマでもあります。

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ワースト4:日産シーマ・・・159台

「まだシーマって売ってたんだ・・・」というほど存在感の薄いシーマ。
正直、なんともコメントできないクルマでもありますね。

ワースト3:三菱i-MMIEV・・・100台

こちらも「まだ売ってたのか」と驚かされるクルマ。
日本におけるEVの草分け的存在ではありますが、その分「古さを禁じえない」のかもしれません。

ワースト2:ホンダ・クラリティPHEV・・・68台

やはり「こういったクルマが存在する」ということすら知られていないであろうクルマで、知名度の低さがこのポジションに繋がったのだと考えられます。
ただ、知名度が向上しても「売れる」とは限らないたぐいのクルマであり、ホンダとしてはここにお金をかけることはできないのかもしれません。

ワースト1:ホンダNSX・・・26台

そして「日本でもっとも売れていない」クルマはなんとホンダNSX。
ホンダNSXは言わずとしれたハイブリッドスポーツで、発売時は「大変な人気」であると報じられ、日本の割当台数「100台」では全く足りずに納車待ちが発生したほど。
その後北米や欧州でも人気だと伝えられたにもかかわらず、すぐに売れなくなってしまい、アメリカでは大幅値引きにて売られる程度にまで人気が冷え込んでいます。

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2018年末には日本でも「受注が好調」という発表があったものの、2019年の数字を見ると「NSXフィーバーとはなんだったのか」「そもそも最初から売れていなかったんじゃないか」という気もしてくるほどですね。

ちなみに輸入車ではもっとも販売が少ない部類であるロータスは(全車種含めて)2019年には203台を売っていて、超高価格帯のクルマしかないロールスロイスは239台。
これらの数字を見るに、NSXの「26台」がいかに少ないかがわかります。

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なお、NSXはアメリカでも「売れていない」クルマで、その順位は(2019年通年で)ワースト9位。
しかもNSXより販売が少ないのはダッジ・ダートなど「販売終了モデル」ばかりなので、米国においても事実上「もっとも売れていない」クルマだと言って良さそうですね。

VIA:Bestcar

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