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またまたフォード・ブロンコの画像が流出。日本でも人気化間違い無しと言われるもフォードは撤退済み、じゃあどこで買えるの?

2020/03/13

| 意外とフォードの並行輸入市場は安定しているようだ |

さて、どんどんリークが続く新型フォード・ブロンコ。
これまでのリーク画像からだと、オフローダーっぽい「ブロンコ」とシティ派っぽい「ブロンコスポーツ」が存在し、少なくとも前者にはハードトップの2ドア、デタッチャブルトップの4ドア、後者にはハードトップの4ドアが存在することが判明。

加えて、両者は「仕様違い」といったレベルではなく、前後バンパーやグリル、フェンダー、そしてホイールハブ(5穴/6穴)にまでも相違が及び、基本的に異なるクルマである可能性が高そうです。

ブロンコファミリーは相当数にまで拡大しそうだ

そんな中でも新たなるリーク画像が公開されていて、こちらはオフロード版ブロンコの4ドアディタッチャブルトップ。
ホイールは6穴、車体下部から見えるリアサスペンションの構造を見るに「SUV」というよりはやはりオフローダーといった印象ですね。
フロントグリルも平坦に近く、フロントウインドウも平面のように見えることから「初代ブロンコ」を強く意識しているであろうこともわかります。

Ford-Bronco (1)

これだけリークがありながらも「謎だらけ」なのが新型ブロンコで、おそらく発表は3月18日と言われるものの、これもあくまで「予想の範疇」。

エンジンはフォードのラインアップから見て2.3リッター・エコブースト(4気筒/274馬力)、2.7リッター・エコブースト(V6/330馬力)が用意されると思われ、駆動方式はもちろん4WDを採用するものと思われます。

ちなみにこちらは「ブロンコスポーツ」。
フロントグリルがラウンドしていたり、ボディとバンパーとがツライチであったり、フェンダーの張り出しがないことがわかります。
フロントウインドウも湾曲し、ボディパネルの形状そのものも一番上の画像のブロンコと根本的に異なるので(ドアミラーすら形が違う)、プラットフォーム自体が異なる可能性もありそうです。

もちろんプラットフォームを変更するとそのぶんマスメリットを出せずにコストが嵩む可能性もあるものの、このブロンコスポーツにオフロード仕様のプラットフォームを使用すると「オーバースペック」となる可能性もあり、結果的には乗用車のプラットフォームを用いたほうがいいのかもしれません。

なお、フォードは「ブロンコスカウト」なる商標も登録していて、こちらが「ベイビーブロンコ」になるのでは?という話も 。

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日本じゃどこで買えるのフォード・ブロンコ?

なお、現在フォードは日本から撤退しているので、日本において新型ブロンコの正規輸入モデルを購入するのは100%不可能。
となると並行輸入しかない、というのが現状です。

ちなみにフォードは2016年初から段階的に日本市場から撤退を開始。
2016年9月にはサイトの全コンテンツがなくなっていますが、フォード車のサービスは「ピーシーアイ」へと移管されているようですね。

参考までに、撤退前の2015年におけるフォードの年間販売台数は4,856台で、撤退を完了した2016年は2,143台。
撤退後の2017年は430台、2018年は381台、2019年は407台という数字。
正規販売がフルになされている時期から比較すると、日本国内でのフォード車販売は1/10程度に縮小しているものの、2017年以降は比較的安定していて、それなりの販売網そしてフォードを下支えするファンがいるということもわかります。

そこで「フォードを扱っている並行輸入販売店はどれくらいあるんだろうな」と思って調べてみると、それなりに件数があり、トレンドオートBPコーポレーション(ここはブロンコを扱う意向を示している)、GMコーポレーションライオンハートオートヴィジョン2000CALWINGBUBUFLC株式会社あたりがアメ車やフォードに強い模様。

まだまだブロンコについては情報が少なく、こういった並行輸入車を扱うショップとしても販売に関する情報を載せにくいのだとは思われるものの、久々に大きな話題を呼べるクルマということもあり、日本にも入ってくるのは間違いないだろうと考えています。

VIA: The Raptor Connection

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