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ポルシェ718ケイマンGT4"RS"は500馬力に?ケイマンGT4の420馬力を大きく超えて911GT3をも脅かす存在に

2020/04/10

| 991世代の911GT3がちょうど「500馬力」 |

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ポルシェがこっそり計画を進めていると言われる、718ケイマンGT4”RS”。

もともとポルシェにとって「GT」の名のつくモデルは非常に特別ではありますが、そこに「RS」がつくとその価値はぐっと上昇することに。

なお、ポルシェにおける「RS」とはレン・シュポルトつまりレーシングスポーツを表すことになり、文字通りRS系は「サーキット直結」というスパルタンなクルマです。

そしてどうやらポルシェは、すでに発表済みの「718ケイマンGT4」に対してこのRSモデルを追加しようということですね。

ポルシェ718ケイマンGT4はこんなクルマ   

718ケイマンGT4は420馬力を発生するフラットシックスを搭載し、トランスミッションは6速マニュアルのみ。

0-100km/h加速は4.4秒、最高速度は304km/hというスペックを誇ります。

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新型ポルシェ・ケイマンGT4発表!911GT3の「4リッター自然吸気」を手に入れ、先代モデル比でニュルのタイムを10秒短縮

そして今回ウワサされているのが「ケイマンGT4RSは500馬力を発生するのでは」ということ。

この数値は実際にポルシェが認めたものではありませんが、991世代の911GT3がすでに500馬力を発生させており、技術的には「可能」だと考えて良さそうです。

ただ、問題となるのは「CO2排出量」で、どんどん厳しくなる規制にケイマンGT4RSが合致することができるのかどうかという問題も。

これは現在どのスポーツカーメーカーも頭を悩ませている案件でもあり、ランボルギーニは「パワーアップどころか、現状の出力を維持するのも困難」だと語るほどで、もちろんポルシェも同様の課題に直面しているというのは間違いなさそうです。

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ランボルギーニ「V12自然吸気エンジンを今後の環境規制に適応させることは可能だ。だが、そのためのパワーダウンはあまりに大きい」。これからは「パワーを維持」することも困難な時代に

ちなみにポルシェは、718ケイマンGT4においても「アダプティブ・シリンダー・コントロール・システム」を採用しており、これは燃料消費を抑えるために「対向する」シリンダーの燃料噴射を一時的に停止するものだと報じられています。
気筒休止システムのひとつだと思われますが、ポルシェのモットーは「燃費向上の無い出力向上はない」なので、今回の馬力をアップさせるにあたり、どうしても取り入れなくてはならないデバイスだったのでしょうね。

718ケイマンGT4RSはどんなクルマに?

現在目撃されている718ケイマンGT4RSのプロトタイプから推測するに、リアウイングは911GT3と同様の形状が与えられ、リアクォーターウインドウが廃止されるなど、とことんスパルタンなディティールを持つようです。※フロントフードには911GT2 RSっぽいNACAダクトも見られる

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当然ながら新型911GT3は「991世代のGT3よりも更に上」に行ってしまうのは間違いなく、よって718ケイマンGT4RSが「500馬力エンジンを持つとしても」全く問題はない(その存在を脅かされることはない)のかもしれません。

可変ウイング?新デバイス装備の新型ポルシェ718ケイマンGT4"RS"がテスト中。レーシングカーのようなクルマになりそうだ

VIA: Car and Driver

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