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レクサスが2021年モデルのLC500/LC500h発表!内外装の変更は最小なるも、足回りやトランスミッションの設定を変更し「より濃密な路面とのコンタクトが可能に」

2020/04/09

| もともとLCは高級クーペという位置づけであったが、今後はスポーツ性能を高めてゆく? |

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レクサスは2021年モデルとして「レクサスLCコンバーチブル」を発表したところですが、今回は「アップデートされた2021年モデルのLCクーペ」が発表に(画像は2020年モデルのレクサスLC”インスピレーション・シリーズ”)。

まず、外観については大きな変化はなく、ボディカラーに「カドミウムオレンジ」と「ノリ・グリーン・パール」が追加され、ホイールはダークグラファイト仕様の新デザイン(20インチ鍛造)が選択可能に。

なお、レクサスはこれまでにもLCのオレンジとしては「スペースオレンジ(マット)」をワンオフにて製作しており、これについては「反響が良ければ市販する」とコメントしたことも。

察するに、この評判がよく、しかしマットからより一般的な「グロス」へと変更したものを採用するのかもしれません。

参考までに、レクサスUXにもオレンジが用意されますが、こちらは「ブレージングカーネリアンコントラストライヤリング」なので、今回用意される”カドミウム・オレンジ”は新色なのでしょうね。

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レクサスが「LC500h マットプロトタイプ」を公開!まずは市場の反応を見てマットカラーの市販化に踏み切る目論見

一方の「ノリ・グリーン・パール」は「海苔」をイメージしたと言われるボディカラーで、2019年に100台のみがこのボディカラーを身にまとい、北米にて「インスピレーション・シリーズ」のイメージカラーとして発売されたもの。

なお、これは「海苔というエキゾチックさ」を彼の地で狙ったものだと思われますが、日本でもほぼ同一の仕様を持つ特別仕様車が「レクサスLC Patina Edition」として発表されており、しかしこちらのボディカラーは「ノリ・グリーン・パール」ではなく、日本でのイメージを考慮してか「テレーンカーキマイカメタリック」を名乗っています(おそらくカラーそのものはノリ・グリーン・パールと同じ)。

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イメージは「海苔」?海外限定、「ノリグリーン」のレクサスLC500インスピレーションシリーズが100台のみ発売に

インテリアの変更も小規模にとどまるが

そして2021年モデルのレクサスLCの内装も「変更は小規模」。

その内容としては、これまでのアップル・カープレイに加えてアンドロイドオートをサポートするようになったこと、インテリアカラーが一部変更になった程度だとアナウンスされています。

ちなみにインテリアカラーについてはブリージーブルーとダークローズがドロップし、フレアレッドが追加されるようですね。

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新型レクサスLCは「走る楽しさ」をアップ

反面、大きな変更は見えない部分に潜んでおり、足回りにおける「合計10キロの軽量化」が今回最大のトピック。

これはアルミ製サスペンションアーム(一部)、高強度スプリング、軽量リアホイール、新型スタビライザーによって達成されたもので、これによってサスペンションの路面追従性が向上。

加えてフロントサスペンションのストロークも長くなり、より「しっとりした」乗り心地となっていそうですね。

そのほか、スタビリティコントロールにはアクティブ・コーナリング・アシストを追加しており、これはイン側の車輪にブレーキをかけることで外輪の駆動力を相対的に強化し、回頭性を向上させるもの。

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さらには10速トランスミッションのプログラムも変更され、スロットル開度50%~70%の領域(レクサスは”アクティブゾーンと呼んでいる”)においては変速までの回転数をより高いレベルまで許容する設定となり、走る楽しさを向上させているようです。

トランスミッションについては、これまでは「3速にまでしか」ダウンできなかったロジックを「2速まで」ダウンできるように変更し、タイトコーナーにおけるコーナリングスピードや脱出速度も向上。

エンジンについては変更はなく、これまで通りV8(LC500/477馬力)、V6+ハイブリッド(LC500h/299+180馬力)。

今回の変更については主に「ドライビングダイナミクス」を高めてクルマとドライバーとの濃密さを増したものだと考えられますが、レクサスは「新型V8ツインターボエンジン」の開発を進めており、このエンジンを搭載したハードコアモデルも”近いうちに”発表されることになりそうですね。

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