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ロレックスのスポーツモデル”貴金属系”の相場!ステンレスに比較すると上昇は鈍く、サブマリーナなど中古では「定価割れ」も。価格もこなれてお買い得に

2020/05/02

| やはりロレックスはステンレススティールでないと人気が出ない |

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さて、少し前にはステンレススティールケースを持つスポーツロレックスの相場を紹介しましたが、今回はコンビやゴールドなど「ラグジュアリー系スポーツ」の相場です。

ステンレスケース採用のスポロレについては価格上昇傾向が見られるものの、貴金属系のスポーツロレックスは「まだもうちょっと下がりそう」な雰囲気が見られるのが特徴で、中古だと定価を割るというモデルも続出しています。

この理由は不明ではあるものの、ぼくが思うに、コンビはそもそも「ステンレススティールケースの代替的選択肢」であったということ。

ステンレスモデルの価格が上がりすぎて手が出ないと考え、しかしどうしても該当シリーズが欲しいと思う人が「デイトナのコンビ」といったロレゾールを購入する傾向が強く、つまりは「本当に欲しい第一希望」ではなく「やむなく選んだ第二希望」ということですね。

よって、相場の上昇についても「ステンレススティールに一歩遅れて」の回復となるのかもしれません。

ロレックス・デイトナ
2020年5月のロレックス相場!下落相場は終了、今後は値上がり?ボクが「高プレミアでも人気モデルは買いだ」と考えるワケ

| 不人気モデルは(そのモデルが本当に好きでない限り)買ってはならない | https://www.flickr.com/photos/110074903@N02/49779418176/in/alb ...

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コスモグラフ デイトナ 116503

まずは「王者デイトナ」のコンビ(ロレゾール)版。

相場としてはほぼ先月と変わらず、おそらくはこのまま安定もしくは上昇となりそうですが、中古相場は値下がりを続けているようで、大きく定価を割った個体も(おそらくイレギュラーとは思われますが)出ているようです。

4月はじめの平均相場:2,164,576円
5月はじめの平均相場:2,163,960円
5月の中古最安:1,698,000円
ここ1年のピーク相場:2,247,387円(2020/2/24)
ここ一年のボトム相場:1,987,099円(2019/9/9)
定価:1,842,500円

q1

コスモグラフ デイトナ 116518LN

「ゴールドモデルは不人気」というスポーツロレックスの定説をひっくり返したゴールドデイトナ。

ただし人気が出たのはラバーブレスつまりオイスターフレックスを採用してからなので、多くの人はゴールドモデルに対してでもラグジュアリーさよりもスポーツテイストを求めているのかもしれません。

相場のほうはまだまだ下がり続けているようですが、さすがにこのあたりで安定しそうですね。

4月はじめの平均相場:3,783,240円
5月はじめの平均相場:3,744,600円
5月の中古最安:3,480,000円
ここ1年のピーク相場:4,018,750円(2020/2/3)
ここ一年のボトム相場:3,505,812円(2019/9/16)
定価:3,007,400円

q2

ヨットマスターⅡ(116680)

3月末から4月にかけて謎の暴落を見せたヨットマスターII。

その理由は全く不明ですが、現在も相場そして最安ともに下がっていて、中古だと定価を割る個体も。

お得感が出てきているようにも思えるものの、この崩れ方を見ると「支持層の薄さ」が露呈したという印象もあり、今後もまたコロナショックのようなことがあれば「再び下がる」ことも出てきそうですね。

4月はじめの平均相場:1,904,490円
5月はじめの平均相場:1,886,283円
5月の中古最安:1,727,000円
ここ1年のピーク相場:1,995,720円(2019/6/3)
ここ一年のボトム相場:1,900,688円(2019/9/23)
定価:1,975,600円

q3

サブマリーナデイト 116613LB

コンビモデルの中では比較的「ステンレススティールモデルが買えなかったから代わりに買った」という印象が薄いサブマリーナのコンビ。

おそらくはブルーダイヤルという明るい表情、そしてそれがもたらすリゾート感がそう思わせるのかもしれません。

こちらも中古最安は「定価を割った」価格で推移しています。

4月はじめの平均相場:1,606,175円
5月はじめの平均相場:1,622,227円
5月の中古最安:1,380,000円
ここ1年のピーク相場:1,766,889円(2020/2/24)
ここ一年のボトム相場:1,515,432円(2019/9/9)
定価:1,487,200円

q4

ヨットマスター 126622

なかなか相場上昇に転じない貴金属系スポロレの中でも上昇傾向が見られるのがヨットマスター。

そもそもコロナショックでもあまり価格が下がっていないという珍しいモデルで、意外やファンが多いのかもしれません。

4月はじめの平均相場:1,470,543円
5月はじめの平均相場:1,483,612円
5月の中古最安:-円
ここ1年のピーク相場:1,536,633円(2019/11/4)
ここ一年のボトム相場:1,470,543円(2020/4/2)
定価:1,265,000円

q5

ヨットマスター 126655(ヨットマスター40)

こちらもダークロジウムのヨットマスター同様、いち早く上昇に転じたゴールドモデル。

ヨットマスターは「フルステンレスモデルがない」ためにそもそも(ステンレスモデルの)代替的選択肢ではなく、かつこのゴールドモデルは「初の」オイスターフレックス(ラバーブレス)採用モデルでもあり、ゴールドモデルなのに(おそらくはじめて)プレミアを付けたというエポックメイキングな一本(現在は116655にモデルチェンジ)。

そのため上昇に転じるのが早いのかもしれませんね。

4月はじめの平均相場:2,926,233円
5月はじめの平均相場:2,961,566円
5月の中古最安:-円
ここ1年のピーク相場:3,298,801円(2019/11/4)
ここ一年のボトム相場:2,926,233円(2020/4/2)
定価:2,886,400円

q6

デイトジャスト 126234

さて、36ミリということで物珍しさが手伝って「デイトジャストなのに」プレミア価格で推移していた2019年のニューモデル、126234。

供給が少ないのか値動きが小さく、先月と変わらない状況です。

ロレックスの「初モノ」は往々にして御祝儀相場となることがほとんどですが、その後相場を維持できるかはモデルによりけり。

126234についても、もうちょっと長い目で見る必要がありそうですね。

4月はじめの平均相場:999,000円
5月はじめの平均相場:999,000円
5月の中古最安:-円
ここ1年のピーク相場:1,019,900円(2020/2/22)
ここ一年のボトム相場:999,000円(2020/4/2)
定価:898,700円

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スカイドゥエラー 326934

ロレックスきっての複雑時計だとされるスカイドゥエラー。

ステンレスケースにホワイトゴールドを組み合わせた「ホワイトロレゾール」モデルで、ケース径は42ミリとなかなかに迫力のある一本です。

多くの腕時計ディーラーが「次の注目株はスカイドゥエラー」だとしており、しかし相場はヨットマスターII同様に下落傾向が見られ、今後の動向が注目されます。

4月はじめの平均相場:2,689,912円
5月はじめの平均相場:2,593,250円
5月の中古最安:-円
ここ1年のピーク相場:2,749,949円(2019/12/12)
ここ一年のボトム相場:2,529,975円(2019/9/29)
定価:1,564,200円

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VIA:ROLEX価格.com

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