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トヨタが”北米版ハリアー”、新型ヴェンザ発表!「トヨタ史上最強オーディオ」設定など快適性・高級さにとことんこだわったようだ

2020/05/19

| 新型ハリアーもヴェンザとほぼ同じ装備が与えられることになりそう |

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さて、トヨタは「新型ハイブリッドを公開する」と予告していましたが、そのうちのひとつが「VENZA(ヴェンザ)」。

これは2015年まで発売されていた中型クロスオーバーを蘇らせたもので、見たところ「(フルモデルチェンジ版)ハリアーの北米版」ということになりそうです。

ヴェンザに使用されるプラットフォームはGA-K(TNGA-K/アヴァロンやカムリ、RAV4と同じ)、直4/2.5リッターターボに3モーターハイブリッドを組み合わせ、後輪をモーターにて駆動する4WD。

システム出力は219馬力で、トヨタによると「エレクトリックモーターのトルクが日常域でのレスポンス、ドライバビリティを向上させている」とのこと。

トヨタVENZAのエクステリアはこうなっている

新型ヴェンザの外観について、新型ハリアーとの相違を見出すのが難しいほど。

ヘッドライトやグリル、クロームの加飾、ホイールに至るまで同一と言って良さそう。

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なお、新型ハリアーからは、初代からの特徴であったフロントアッパーグリルのチュウヒ(鷹の一種)がトヨタマークに置き換えられていますが、これは「ハリアーを世界中にて販売する」ことを前提とした変更であったのかもしれません。

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リアもやはり(HYBRIDのバッジ以外は)新型ハリアーと共通しているようですね。

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価格帯はもちろん異なるものの、アストンマーティンDBXやジャガーF-PACEのような「オンロード志向の高級SUV」といったイメージ。

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テールランプが後方へ突出することでボディを長く見せることができ、それによって「さらにクーペ風」スタイルを演出できているようですね。

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サイドウインドウの後端上部はなだらかに下がり、逆に下辺を持ち上げることで面積を狭くすることができ、これによって「所帯っぽい」イメージを払拭しているものと思われます。

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テールランプはレクサスUXでも採用された「LEDバー」。

これによって車体をワイドに見せ、視覚的安定感を演出しているのでしょうね。

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トヨタVENZAのインテリアはこうなっている

トヨタVENZAのインテリアも見たところ「ハリアーが右ハンドルになった」という印象を持ち、最近のトヨタらしいウイング形状のダッシュボード、そして大きなセンターコンソールが与えられています。

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「LE」「XLE」グレードには8インチサイズのタッチスクリーン、「Limmited」にはこれの12.3インチ版が標準装備。

メインメーターはデジタルとアナログとのコンビネーションが採用されています(なぜフルデジタルでないのかちょっと不思議)。

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もちろんApple Carplay、Android Autoにも対応し、スマートフォン置き場は「現行iphoneの最大サイズにも対応」。

アメリカ人が大好きなワイヤレスチャージングもちゃんと装備しています。

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このJBL製スピーカーシステムはオプション扱いで、1200W/9スピーカーという構成を持ち、トヨタによると「トヨタ史上最高の出力を持つ」とのこと。

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小物入れスペースが充実していることも特徴として挙げられ、これは最近の北米において非常に重要視されている項目だそう。

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ドアインナーパネル、シートも高級感の演出にこだわったと思われ、レザー、アルカンターラといった高級素材に加え、ステッチやエンボス、パーフォレイト(穴あき)といった装飾的処理が見られます。

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こちらはオプションで用意される固定式パノラミックルーフ(”スターゲイズ”と呼ばれている)。

これは「エレクトリクロミックガラス」を採用しており、スイッチひとつで電気的にその透明度を変更できるものですが、現在これが採用されるのはマクラーレンやメルセデス・ベンツのごく一部(もちろん最上位モデル/グレード)で、つまりはヴェンザの属するクラスでは例を見ないということになります。

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そのほか、もちろんトヨタの誇る安全装備「トヨタ・セーフティセンス2.0」が与えられるほか、オプションで10インチサイズのヘッドアップディスプレイ、リヤビューカメラ、レクサスで採用されたS-Flowモード(座っているシートのみを対象に、オートエアコンとシートヒーター/シートベンチレーション等を連動させて快適温度に保つ。プリウス/ノア/ヴォクシーなどにも設定されている)も用意されています。

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これら標準/オプション装備を見てもわかるように、新型ヴェンザでは快適性を強く意識しており、シングルピース構造のフロアマット、ボンネット裏のサウンドダンピング等によって徹底した遮音がなされている、とのこと。

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プラットフォームこそRAV4と同じではありますが、こういった仕様や装備において全く性格を分けてきたということになり、新型ヴェンザは日本流の「おもてなし」にて北米市場でのシェア獲得に貢献することになりそうですね(ハイブリッドのみ、AWDのみというところもやはりアッパーマーケット志向)。

価格について現在のところアナウンスはなく、しかし装備内容を見るに「RAV4とはかなり差をつけた」設定となり、トヨタに大きな利益をもたらすことになるのかもしれません。

VIA:Toyota

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