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トヨタ・ウィッシュを「サビ風に塗装した」営業車が登場!ラッピングとは異なり「剥離」や「エンブレム」もリアルに再現

2020/05/19

| ここまでこだわったサビ風カスタムはいままでになかった |

toyota-wish

さて、これまでも様々なサビ風のラッピングを紹介してきましたが、なんと今回は「サビ風の”塗装”」。

これは19年の経験を誇るペンキ職人の「painter shige」さんが自身のインスタグラムに公開したもので、トヨタ・ウィッシュのボディ上に、”エイジング塗装”と”グレーズ技法”とを駆使して再現したものだそう。

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もともとは普通のウィッシュだった

こちらがもともとのトヨタ・ウィッシュ。

メタリックブルーのボディカラーを持っていたようですが、まずは(アイスの)パルムカラーに塗り替えられています。

その後は赤錆風にチェンジ。

刷毛や海綿を使用し、手作業にてサビの質感を表現しているようですね。

そこからは「フローズン」風に。

そして完成したのがこちらの最新版。

よくよく見ると相当なこだわりが見え、フロントバンパーにはリベットが打たれていたり、ボディサイドには「PAINT-HONDA」の立体文字と周辺のサビ加工、ルーフラックのベース部分までもにサビ風塗装が施されています。

しかもルーフは焼けたかのように一面赤錆処理がなされ、これもまたよく考えられているなあと感じるところ。

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ガーニッシュ、エンブレム、グリル内のルーバーにもサビ加工が施され、これらはラッピングでは再現し得ないものですね。

なお、ところどころ「塗装が剥離(浮いている)」ような加工までもが用いられています。

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ほかにはこんな「サビ」加工も

なお、こういったサビ加工は世界中のあちこちで人気があるようで、北米や欧州、中国やロシアからも続々参戦中。

ぼくは「パトカー風」「サビ風」「ミリタリー風」カスタムに一度は挑戦したいと考えていますが、今回のような魂のこもったカスタムを見ると「いっちょサビ風カスタムをやってみるか」という気持ちがムクムクと頭をもたげることも。

実際に加工するのであれば、もとに戻せるようにラッピングを選ぶことになるかと考えていて、しかしその費用は50万円程度は(最低でも)見ておく必要があり、コストの高さからさすがに躊躇してしまいます。

こちらのジープ・ラングラーはヒンジやアンテナまでもがサビ加工された個体ですが、リフトアップにタイヤ交換、グリルガード装着などによってワイルドな雰囲気に。

インテリアもそれに応じた「サビ」仕様を持っています。

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こちらは単なるサビではなく、「ペイントしたグラフィックが経年劣化でハゲてきた」風の加工が施されたダッジ・チャレンジャー。

フォグランプカバーなど細かいところにまで手が入っていますが、逆にホイールやブレーキキャリパーが「ピカピカの新品」であり、それが一層サビを際立たせているようですね。

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こちらはリバティーウォークのフルエアロ+ローダウンに退色加工が施されたマクラーレン650S。

単なるサビや退色加工だけではなく、なんらかのカスタムを加えると、一気にその世界観が加速するようにも思います。

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一方、打って変わって「石」風のボディを持つようにカスタムされたポルシェ911。

まさにイマジネーションは無限ということですね。

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VIA:Paniter Shige

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