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まさかの「アルピーヌ消滅」!?ルノーのコスト削減プランに従い工場閉鎖との報道。新生A110はわずか1世代で消え去る可能性も

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| なんとなくこうなる予感はあったが |

さて、日産とアライアンス関係にあるルノー。

その日産は5月28日に3000億円規模のコスト削減プランを発表すると言われますが、その中の一つが「欧州はルノーに任せる」。

つまり、欧州が本拠地であるルノーに当地を任せ、日産は日産で、自社の強みを発揮できる北米や日本、中国へとフォーカスし、「同盟全体により」世界中での販売を効率化する、というもの。

それに加えて「共同開発」「パーツの共有化」も取り組むべき課題として掲げられ、それぞれが得意な技術を活かして開発したクルマを「お互いのブランドで」世界中にて販売してゆくことも念頭に置かれているようです。

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ルノーもやはりコスト削減

そして今回、ロイターが報じたところによると、ルノーも2400億円程度のコスト削減プランに従い行動するとのことで、その他の媒体でも同様の報道が見られます。

これらを見るに、ディエップ工場含めていくつかの工場を閉鎖するとのことですが、このディエップ工場は「アルピーヌA110」を生産しており、つまりアルピーヌA110の存続が危機にさらされているということになりますね。

アルピーヌは現在ルノーのいちブランドであり、エンジンこそメガーヌRSと共有するものの、車体はもちろん、サスペンション、ブレーキ、シートなどを専用に開発したスポーツカー。

ミドシップレイアウトを採用するので、FFを得意とするルノーのほかのクルマと共通性がなかったとも思われますが、なによりアルピーヌでは軽量性を重視しており、「軽いパーツを専用に開発したかった」と考えて良さそう。

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つまりは相当に初期コストの掛かったクルマでもある反面、その販売は「今一つ」。

欧州市場に限って言えば、アルピーヌA110はわずか4,376台を販売したのみであり、ライバルとして想定された718ケイマン/ボクスターの7,300台くらいに比較すると物足りない数字となっていて、真っ先に整理対象になるのはやむを得ないのかも(人気がないわけではなく、世界中への展開の速度が遅かったり、生産能力も十分ではなかったと考えている)。

今後どうなるアルピーヌ?

そしてもし「アルピーヌ廃止」となると気になる事項もいくつか存在。

まず販売店が閉鎖となるのは間違いなさそうですが、メンテナンスについてどうなるのかというのはちょっとした懸念です。

現在アルピーヌはルノー内に格納されているということ、多くのアルピーヌ販売店がルノーと併設であることを考えると、メンテナンスはそのままルノーが受けてくれるのかもしれません(ダイアグノーシス診断などもルノーと同一だと思われる)。

そして「ルノーがこのままアルピーヌを”捨てる”のか」も疑問が残るところで、そこまでお金をかけたアルピーヌブランドや設備をこのまま亡きものにしてしまうのはあまりにもったいない(継続するのものお金を垂れ流し続けるだけですが)と思うわけですね。

そう考えると、アルピーヌをルノー・スポールの中に格納し、ルノー・スポールから名を変えてミドシップスポーツを製造するのもいいかもしれませんし、開発した軽量パーツなどを部分的にR.S.モデルに流用するのもひとつの手。

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ただ、全く異なるプランも考えられ、それはルノーがアルピーヌ部門をブランドごと売り払ってしまうこと(しかし今の世の中、ミドシップスポーツ専業ブランドの買い手はないと思われる)。

もしくはアルピーヌブランドだけは手元に残しておいて、生産設備やデザイン・設計等の権利を売り渡すという可能性もなきにしもあらず、過去にはケーターハムが「セヴン(7/セブン)」の生産設備や権利を引き継いだり、ロータス・エラン(二代目)の生産権利が韓国のキアに売却されたり、最近だとアストンマーティンがヴァンキッシュの生産権利や設備を売却した、という事例がありますね。

なお、アルピーヌA110はぼくにとって「乗らずに死ねないクルマ」のひとつであり、撤退が決まり、かつルノーが(撤退後の)面倒を見るのであれば”いっちょ買っとくか”とも考えています。

参照: AutoNewsReuters

 

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