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トヨタ・ハリアーは千葉トヨペット社長の直訴によって「”2代目で販売終了”から”販売継続”」へと計画が変更されていた!英断を下したのは豊田章男社長か

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| 通常ではこういった事例は考えられず、トヨペット千葉の熱意がよほどのレベルであったに違いない |

さて、Twitterで話題になっている「トヨタ・ハリアーはかつて生産中止の危機に陥り、それを救ったのは千葉トヨペットだった」という逸話。

千葉トヨペットのハリアーには下記の通り記載されていますが、同様の内容が(Twitterを見ると)ハリアーのカタログにも記載されているようですね。

ちなみに2009年というと、豊田章男氏が11代目トヨタ自動車社長に就任した年でもあり、「ディーラーの要望に答えてハリアー存続を決めたのは豊田章男社長」ということになりそうです。

皆様は、ハリアーが生産終了という危機に直面した歴史をご存じでしょうか。
トヨタ自動車は2009年レクサスRX発売を機に、2代目ハリアーを最後のモデルとし、生産を終える方向で検討していました。
これには全国のトヨペット店スタッフは一様に驚き、かつ大きく落胆しました。

しかし当時の千葉トヨペット社長、故勝又基夫は
『ハリアーという名前は、発売してたった10年弱の間で一つのブランドとして確立された。それだけお客様から支持された車種を簡単になくしてしまってはいけない。』
と全国トヨペット代店表者の署名を集め、ハリアーブランド存続をトヨタ自動車に掛け合ったのです。
その結果、全国の販売店スタッフとお客様のハリアーへの想いがトヨタ自動車に伝わり、2013年ハリアー3代目として存続する運びとなりました。

新型ハリアーでは初代から続いたシンボルマーク『チュウヒ』のエンブレムが世界中の誰もが知る『トヨタオーバルマーク』に変更となりました。
それは国内専売車種からグローバル車へ進化を遂げた証。日本から世界へ飛び立つことになったハリアーを、これからも豊富な知識と熱い想いで、大切に取り扱ってまいります。

千葉トヨペット

トヨタはトヨペット千葉の意見を重視し、新規に”予定外の”ハリアーを開発した?

なお、トヨタ・ハリアーは1997年に初代が登場し、初代は日本国内だと「ハリアー」、日本国外だと「レクサスRX」として販売されており、2代目(2013年〜)もそれは同じ。

ただし2代目ハリアー/レクサスRXからは海外市場を主な戦場と定めたため、初代の全長が4,575ミリ/全幅1,815ミリであったのに対し、2代目では全長4,735ミリ/全幅1,845ミリへと拡大しています。

そして3代目レクサスRXは2009年に登場していますが、こちらの全長は4,770ミリ、全幅は1,885ミリへとさらに拡大。

おそらくはこの時期に「拡大したボディサイズでは日本国内での販売は無理だろう」とし、レクサスRXをこれまでのように日本国内で「ハリアー」として売ることを諦め(つまりはレクサスRXのためにハリアーを切り捨てる)、ハリアーを販売終了とする計画が出たのだと思われますが、この計画に対してトヨタ本社に再考をかけあったのが件のトヨペット千葉であったわけですね。

そしてトヨタはトヨペット千葉の意見を聞き入れてハリアー存続を決定するも、3代目レクサスRXをハリアーとして国内投入するのではなく、別途新規車種として国内専用「ハリアー」を開発したということになりそう。

もちろんトヨタはこのために事業計画を変更する必要があり(計画外の支出が増える)、よってこのときのトヨペット千葉を中心としたトヨペット店の熱意は(トヨタ本社を動かすほどの)相当なものであったと思われ、さらにはこれを受けてニューモデルの開発に踏み切ったトヨタもグッジョブ。

toyota-harrier

ただ、そこからニューモデルを開発することになるために日本国内での「3代目ハリアー」が登場するまでにはそこからさらに4年を要し、よって2代目ハリアーは異例の「モデルライフ10年(2003年〜2013年)」を全うすることになったと考えると”全ての時系列がぴったり”と符号してきます。

世界戦略モデルが「大きくなりすぎ」日本仕様と国内仕様とで枝分かれした例だと「スバル・レガシィとレヴォーグ」、ホンダだと「オデッセイ」があったりしますが、正直いうと、ぼくはずっと「ハリアーとレクサスRXとの関係性も、これらと同じ」だと考えていたわけですね。

しかしながら実際は「もともとモデル廃止が決まっていたものの、ディーラーの意見がメーカーを動かし、計画を見直させた」ということになり、スバルやホンダとはまったく事情が違っていた、ということに。

今回Twitter上にてトヨペット千葉が起こした行動を知ることがなければ、こういった事実をずっと知ることはなく、しかし久々に「知ることができてよかった」と思える事実に出会ったと思います。

そして、トヨタはこういった経緯を新型ハリアーのカタログに掲載しているくらいなので、トヨタもやはり「トヨペット千葉に感謝」しているのでしょうね。

参照:トヨペット千葉Twitter

 

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