| トヨタGRスーパースポーツの購入ハードルは思ったよりも高そうだ |
さて、トヨタが発売を予定していると言われる「GRスーパースポーツコンセプト」。
これはルマン優勝車であるトヨタTS050ハイブリッドを公道走行可能な仕様へと転用したハイパーカーとされますが、つまり「市販車をチューンしたのではなく、レーシングカーを市販車に」という流れをたどっているのが特徴です。
パワートレーンはV6ツインターボエンジン+トヨタハイブリッドシステム・レーシング(THS-R)という組み合わせとなり、トヨタいわく「高効率のEVシステムと希薄燃焼エンジンの組み合わせにより、究極のパワーと環境性能を両立した、次世代のスーパースポーツカー」。
トヨタは広く一般にGRスーパースポーツを販売する気はないようだ
なお、現時点でGRスーパースポーツコンセプトは「発売年月日未定」、そして予約受注も受け付けていない状態。
ただし発表直後には20名もの購入申込みがあったとも明かされています。
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発売すら正式決定してないトヨタGRスーパースポーツ。すでに注文した人が20名もいると判明
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ただ、現在トヨタはGRスーパースポーツコンセプトに興味がある人向けに問い合わせフォームを用意しており、その内容が「ハードル高すぎ」だとしてちょっとした話題に。
ここでその内容を見てみましょう。
トヨタGRスーパースポーツコンセプトのオーナー「理想像」はこんな感じ?
こちらが問い合わせの際に記入が必要となるアンケートですが、住所氏名など個人情報に続いて聞かれるのは「所有している高性能スポーツカー」の台数と、その「好きな順番」。
高性能スポーツカーというのがどの範囲なのかは不明ですが、ポルシェ911だと「GT3以上」なんだろうな、と思います。
なお、台数については「所有してきた」ではなく「所有している」とあるので、現在同時に保有している台数ということになりますね。
そして次は走行距離と購入予定スポーツカー。
走行距離を問うのは「クルマを置いておくだけのコレクター」を嫌っているのかも(フォードGTの”抽選”についても、実際に運転するオーナーを優先したと言われる)。
その次はトヨタ2000GT、レクサスLFAの所有状況(必須項目)。
おそらくはこのあたりのオーナーが優先されることになりそうです。
サーキット走行状況も問われています。
モータースポーツとの距離感についても「必須」。
モータースポーツとの関わり、そしてライセンスの保有状況についても回答が必要です。
最後はGRスーパースポーツに対する興味。
これも必須項目ですね。
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参照:TOYOTA