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意外と普通なのが出てきたな・・・。ジェネシスが未来を示唆する「ジェネシスX」コンセプト発表。ボクには初代BMW 8シリーズを連想させる

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意外と普通なのが出てきたな・・・。ジェネシスが未来を示唆する「ジェネシスX」コンセプト発表

| ジェネシスはほかブランドとは異なる「EVの未来」を描いているようだ |

さて、ヒュンダイの高級ブランド「ジェネシス」より、新しいコンセプトカー”Genesis X”が発表に。

ジェネシスとしては5番目のコンセプトカーに位置するといい、テーマは二本の線(ツーライン)。

ボディ形状は2ドアクーペ、パワートレーンにはピュアエレクトリックを想定し、「未来の自動車に対するデザイン」へのアプローチを示したものだと紹介されています。

親しみやすさと未来との融合

ジェネシスのグローバルデザイン責任者であるサンユップ・リー氏によると、「ジェネシスXはアスレチック・エレガンス(ジェネシスが掲げるデザイン言語の一つ)の究極の姿」だと語り、「ツーラインとサステイナブルなラグジュアリーは今後のジェネシスを示唆している」とも。

Genesis-X-Concept (4)

そのひとつがクレストグリル(通称スーパーマングリル)だといい、これまでのジェネシスに採用してきた形状に対し、3D構造を持つGマトリクスパターンのメッシュを加えることで「親しみやすさと新しさ」とを表現。

なお、3D形状を持つメッシュは最近の流行でもあり、先鞭をつけたのはレクサスではないかと認識しています。

Genesis-X-Concept (6)

EVはガソリンエンジン車ほどのクーリングそして吸気を必要とせず、よって「グリルレス」デザインを採用するクルマも(テスラをはじめとして)多数。

スピンドルグリルをひたすら拡大してきたレクサスですら、最新コンセプトカー”レクサスLF-Z エレクトリファイド”では「グリルそのもの」を捨て去り、新しいスピンドルのあり方を提示していますね。

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よって、グリルレスのほうがガソリン車とは異なる新しい乗り物であるということをアピールできるというのが通常の考え方ではあるものの、ジェネシスではあえてグリルを採用したといい、これも「(旧来のガソリン車が持つ)親しみやすさと新しさとの融合」を示した部分なのかもしれません。

そしてグリル採用の理由としては「美しさ」、「バッテリーのクーリング」を挙げていて、同時に空気抵抗を低減するためのシャッターや表面デザインを与えているとも主張しています(たしかに、グリルは全体的にドーム形状を持つようだ)。

ボディ表面はひたすら「クリーン」

なお、クリーンなラインもこのジェネシスXの特徴のひとつであり、フロントフードは上面にフェンダーとの境界線がない、フェンダーと一体化したクラムシエル。

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リアだとテールランプとボディとがフラッシュサーフェス化されており、これらによって「クリーンで官能的、シームレスな」ボディ表面を実現しています。

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なお、ボディカラーは「レンソイス(レンソワ)・ブルー」。

これはブラジルのレンソイス・マラニャンセス国立公園のラグーンからインスパイアされたものだと紹介されています。

やはり特徴的なのは「ツーライン」

そしてこのジェネシスXで外せないのが「ツーライン」。

文字通り二本の線ということになりますが、これまでジェネシスが採用しつづけてきたデザイン要素のひとつ。

ヘッドライトから側面にかけて、そしてテールランプにも「二本のライン」。

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リアサイドウインドウにも二本線。

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ちなみに「ヒュンダイ」ブランドでは意図的に車種ごとの共通性を排除し、それぞれの車種の個性を尊重したデザインを採用しているものの、「ジェネシス」ブランドでは逆に統一性を重視しているようですね。

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全体的なシルエットとしては「ロングノーズGT」。

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ちなみにぼくが連想したのは「初代BMW 8シリーズ」。

流麗なクーペスタイル、前後ブリスターフェンダー、リアエンドの処理などに共通点がある、と考えています。

(ジェネシスではありませんが)ヒュンダイではこれまでにも他社のクルマとの共通性があるデザインを持つコンセプトカーを発表しており、初代BMW 8シリーズを意識した可能性が「ない」とは言えないかもしれません。

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そしてこちらはジェネシスXのインテリア。

助手席の人が蚊帳の外なくらいドライバーオリエンテッドで、これはポルシェ・タイカンや、メルセデス・ベンツEQSのように「助手席でも楽しめる」ように配慮されたインテリアとは真逆の構成。

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なお、ディスプレイは「フリーフォーム」と名付けられ、シフトレバーは「クリスタル・スフィア・エレクトロニック」。

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シートは「左右色違い」。

運転席にはスコッチブラウン、助手席にはオーシャンウェーブグリーンブルー。

リサイクル素材を使用しているといい、このあたりも「慣れ親しんだものと新しさとの融合」なのかもしれません。

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参考までに、初代8シリーズのコクピットも「かなりなドライバーオリエンテッド」であり、ここも8シリーズとジェネシスXコンセプトとの共通性を感じるところ。

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このジェネシスXコンセプトについて、「あえて」のフロントグリル採用、運転席と助手席の分断など、ほかメーカーのEVやEVコンセプトとは大きく異る手法を採用しており、ジェネシスが「ガソリン時代のGTカー」を強く意識していることもわかります。

新型コンセプトカー「ジェネシスXコンセプト」を紹介する動画はこちら

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参照:Genesis_worldwide

 

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