| 英国マツダはこれまでにも多種多様なロードスターの限定モデルを追加している |
さて、英国においても人気の高いマツダ・ロードスター(MX-5)。
今回は英国内限定ではあるものの、「2014年モデル(三代目、NCロードスターの最終モデル)へのオマージュ」だという”スポーツベンチャーエディション”が発表されています。
マツダ・ロードスター・スポーツベンチャーエディションはこういった仕様を持っている
ボディカラーは先代同様のディープクリスタルブルー、ルーフはグレー、そしてロールバーカバーやドアミラーはシルバーに、ホイールはブライト仕上げの16インチ、インテリアはライトストーンナッパレザー。
ベースとなるのは現地で用意される「スポーツコンバーチブル」、エンジンは1.5リッター/130PS(イギリスではソフトトップモデルにも2リッターエンジンも選択できるが、CAFE規制のために販売台数が抑えられているという)。
限定台数は160台に絞られ、価格は27,615ポンド(日本円で約415万円)という設定です。
英国マツダのジェレミー・トムソン社長によると「マツダ・ロードスター(MX-5)はすでにスポーツカーのベンチマークとしての地位を確立しており、今回発売するロードスター・スポーツベンチャーエディションは、市場に存在するスポーツカーの中でも、もっともエキサイティングで満足度の高い一台である」。
たしかにロードスターが「(パフォーマンスに依存しない、広い意味での)スポーツカーのベンチマーク」であることは間違いなく、それは初代から現行モデルにまで通じる共通点なのかもしれません。
さらに言うならば、ロードスターは、こういった「ナッパレザーなど、上質な仕様を与えることで価格を上げたとしても、十分に納得できるだけの」資質を持つ数少ない国産車、そしてマツダ車だとも考えています。
マツダ・ロードスター・スポーツベンチャーエディションのインテリアはこうなっている
そしてこちらはロードスター・スポーツベンチャーエディションのインテリア。
ブラックにライトストーンナッパレザーという組み合わせです。
なお、今回英国マツダが用意した限定車はロードスター・スポーツベンチャーエディションのみではなく、「MX-5 R-Sportコンバーチブル」なるモデルも。※こちらの画像はナシ
こちらはポリメタルグレーのボディカラーにグレーソフトトップ、16インチサイズのアルミホイールはガンメタルが装着されるとのこと(かなり渋そうだ)。
一方でMX-5 R-Sportコンバーチブルのインテリアにはバーガンディのナッパレザーシートとシルバーステッチが採用され、艶やかな印象を与えることになりそうです。
ちなみに英国マツダにおけるロードスターのランナップはソフトトップが「SE-L」、「Sport」、「Sport Tech」、「GT Sport Tech」の4種、リトラクタブルハードトップ(RF)が6種類とのことなので”けっこう多い”と考えてよく、それだけロードスターが愛されているのだということがわかります。
合わせて読みたい、マツダ・ロードスター関連投稿
-
マツダが「1992年のユーノス・ロードスター」へのオマージュとなる限定モデル発売!ただしフランスのみ、価格は430万円
| 1992年発売のユーノス・ロードスター”Sリミテッド”をイメージした内外装 | フランスのマツダ法人が、ロードスターに”ユーノス”の名を冠したスペシャルモデルを発売。これは「MX-5 Eunos ...
続きを見る
-
マツダが豪州向けに限定モデル「ロードスター(MX-5)RS GT」設定!「RS」「GT」というパワーワードが2つも並ぶ!!
| 正直、日本でも2リッターモデルのソフトトップを販売して欲しい | さて、マツダはそれぞれの販売国にて個別に限定モデルを設定するケースが見られますが、今回はオーストラリア市場限定にて「MX-5 RS ...
続きを見る
-
マツダ・ロードスターに英国専用限定モデル登場。「レッド・トップ」のホイールとインテリア違い
日本でも導入された「レッド・トップ」に近い仕様 マツダがイギリス市場向けにロードスターの限定モデル「Z-Sport」を投入する、と発表。 限定300台、価格は邦貨換算で約390万円、と発表されています ...
続きを見る