アウディが「レーシングカーなのにカラフルな」R8 LMS GT2カラーエディション発表！派手な色に加えミリタリーっぽい「タクティカルグリーン」も

｜　おそらくアウディR8 LMS GT2カラーエディションはコレクター以外には重要がなさそうだ　｜

さて、アウディが「R8 LMS GT2」に”カラーエディション”を追加。

ちなみにアウディR8 LMS GT2は、FIAの定めるGT2クラスに参戦するための要件を満たしたレーシングカーであり、公道走行は不可能。

そんなR8 LMS GT2のボディカラーに6色の魅力的なカラーを設定したのが今回のアウディR8 LMS GT2ですが、これを駆ってレースに出る人は「チームもしくはスポンサーカラーにペイント」するはずなのでこういったカラーはむしろ邪魔なのかもしれません。

そう考えると、このR8 LMS GT2カラーエディションを購入する人の姿がなかなか見えてこず、唯一考えうるのは「コレクターが保存用に購入する」という用途くらい。

R8 LMS GT2カラーエディションのボディカラーは6種類

そして今回発売されるR8 LMS GT2カラーエディションのボディカラーはヴェガスイエロー、タクティカルグリーン、セブリングブラック、ノガロブルー、ミサノレッド、キヤラミグリーンの6種類（なぜかナルドグレーがない！）。

なお、ボディカラーに関わらず、A~Cピラーやルーフ、エアロパーツ類はブラック仕上げ。

ちなみにボディパネルはCFRP製です。

ホイール、ウイングステーはいずれのボディカラーであっても「カッパー」仕上げとなるようですね。

ちなみにこの「ヴェガス・イエロー」は以前ぼくがアウディTTにてチョイスしたボディカラー。

レーシングカーにしては非常に珍しいミリタリー調カラー「タクティカルグリーン」。

今回の6色の中だと、ぼくのイチオシです。

搭載されるエンジンは630馬力を発生

アウディR8 LMS GT2に搭載されるエンジンは5.2リッターV10、出力は630馬力（リストリクターによる制限を受けているものと思われる）。

大幅に軽量化されて車体重量は1,350にとどまり、駆動輪は4WDから「（レギュレーションに従い）後輪のみ」へと変更されています。

なお、このアウディR8 LMS GT2カラーエディションの価格は標準モデル比＋11,000ユーロとなっており、349,000ユーロ（約4600万円）に設定されていますが、この価格で世界最高峰のGT2用レーシングカーを購入できると思うと、むしろ「安いんじゃないか」とすら思えますね。

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