| たしかにBMW 3.0CSLは今見ても十分に美しい |
さて、ここ最近、BMWにおいてもっとも値上がりしているクルマが「3.0CSL」。
これはかつてBMWがヨーロッパ・ツーリングカー選手権に参戦するためのホモロゲーション・スペシャルとして製作したもので、1,265台のみが世に送り出されています。
そして、BMWとしては初めて「Mカラー」を身にまとったクルマであるとしても有名ですね。
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そして今回同部門が公開した最新動画で焦点を当てられるのが「3.0CSL」ということになり、"スムーズでスタイリッシュ”、その中でも"次の50年におけるBMWデザインを決定づける "デザイン要素について説明しています。
BMW 3.0CSLの相性は「バットモービル」
なお、BMW 3.0CSLというと「バットモービル」という愛称で呼ばれていることが有名で、それはもちろん巨大なリアウイングに由来するもの。
ただしこのウイングは本国ドイツでは「違法」であったため、購入後にオーナーが取り付けできるように「納車時にはトランクの中に入れられていた」という逸話も。
もちろん外観以外にも特徴があり、それは「軽量化」。
3.0CSLはCSそしてCSiと多くを共有するものの、それらに比較すると大幅に軽量化されていて、モノコックの鋼板を一部薄くしたり、バンパーやドア、ボンネットやトランクリッドはアルミ製へと変更されています。
さらに制振や防音も簡略化され、サイドウインドウは樹脂製へと置き換えられることで、ベース車両(3.0)に比較すると136kgもの軽量化を達成している、とのこと。
なお、CSLとは「クーペ、スポーツ、ライト(軽量)」の頭文字を組みわせたもので、この三文字が素性を物語っていると言えそうですね。
搭載されるエンジンは3.2リッター自然吸気直列6気筒(登場当初は3リッター)、出力は203PS。
トランスミッションは5速マニュアル、駆動輪はもちろん後輪のみ。
「CSL」はBMWにとって重要資産
なお、BMWはこの「CSL」を非常に重要視しており、以前には「3.0CSLオマージュ・コンセプト」を発表したことも。
加えて、CSLの3文字を現代に復活させるべく商標登録も行っています。
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ちなみにこの「Mカラー」の由来はわかっておらず、BMW内でもいくつかの推論がある模様。
これだけ有名なカラーであるにもかかわらず「由来がわからない」というのものまた興味深いストーリーでもあります。
参考までに、このMカラーの3.0CSLはBMWによる「公式レプリカ」なのだそう。
様々なイベントに参加することを目的に製造されたとのことですが、それだけ「本物は希少である」ということもわかりますね。
BMWが自ら3.0CSLを紹介する動画はこちら
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