■そのほか自動車関連/ネタなど

「シューマッハが初めてF1に参戦したときに乗ったマシン」、ジョーダン191フォード・コスワースHBが中古市場に!なお高額なF1マシンの1位と2位はシューマッハが乗ったフェラーリF1

2021/06/13

「シューマッハが初めてF1に参戦したときに乗ったマシン」、ジョーダン191フォード・コスワースHBが中古市場に

| シーズン終了後、このF1マシンはコレクターに売却されるも、そのコレクターは以降のシューマッハの活躍を想像することはできなかっただろう |

いったいいくらで売れるのか非常に気になる

さて、ミハエル・シューマッハがはじめてF1を走った際にドライブしたマシンが売りに出されることに。

このマシンとはジョーダン191フォード・コスワースHBですが、トータルで7台が製造され、そのうちミハエル・シューマッハがドライブしたのは2台だと言われています(そのほか、アンドレア・デ・チェザリス、アレックス・ザナルディもドライブしている)。

Jordan-F1-Car-6

ジョーダン191フォード・コスワースHBの初走行は1991年

なお、販売元であるスピードマスターによれば、このジョーダン191フォード・コスワースHBの初レースはハンガリーGP(アンドレア・デ・チェザリスのドライブ)で、予選16位、決勝では7位でフィニッシュ。

Jordan-F1-Car-3

シューマッハがステアリングホイールを握るのはその二週間後、ベルトラン・ガショーの代役で参戦したベルギーGPとなりますが、ここではアンドレア・デ・チェザリス用にセッティングしたマシンをドライブしたにもかかわらず、すぐにアンドレア・デ・チェザリスよりも速いラップタイムを記録することに(決勝では7位スタート、しかしクラッチトラブルで1周目にリタイヤ)。

Jordan-F1-Car-7

1周目でリタイヤしたものの、その週末にミハエル・シューマッハが見せたパフォーマンスには目をみはるものがあり、実際にフラビオ・ブリアトーレはその翌週にシューマッハと契約を結んでおり、一瞬であったとしてもその才能は周囲を魅了するものであったということもわかります。

Jordan-F1-Car-4

シーズン終了後にはコレクターへとすぐに売却

そして1991年シーズンが終了した後、このF1マシンはベルギーのコレクターへと販売されており(まさかこの時、このF1マシンを購入したコレクターは、その後シューマッハが成し遂げる偉業を想像だにしなかったに違いない)、その後2005年にはまた別のコレクターの手に渡っています。

さらにその後にはグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードを幾度となく走るなど現役を続け、最近ではドニントンパークで開催されたマスターズ・ヒストリック・レース・ウィークエンドにも登場するなど、広く知られた存在でもあるようですね。

Jordan-F1-Car-2

参考までに、2001年にミハエル・シューマッハ氏がドライブし、自身4度目の優勝を飾ったF1マシン、「フェラーリF2001」は2017年に8億5000万円で落札されたことがあります。

合わせて読みたい、ミハエル・シューマッハ関連投稿

参照:SpeedMaster

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

-■そのほか自動車関連/ネタなど
-, , , ,