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新型ホンダS2000はこうなる?エレクトリック時代を見据えたクリーンでスマートなCGが登場

2021/06/24

新型ホンダS2000はこうなる?エレクトリック時代を見据えたクリーンでスマートなCGが登場

| 実際のところ、ホンダはとてもじゃないがS2000後継を考えることすらできない状況だと思われる |

ホンダのスポーツカーはシビック・タイプR以外はほぼ売れず、S2000後継モデル登場を望むことは難しい

さて、ここ最近「新型トヨタMR2」「新型ホンダCR-X」などの予想(希望?)レンダリングを公開してきたCGアーティスト、Rain Prisk氏。

今回は「エレクトリック化された、新型ホンダS2000」を公開しています。

画像を見るに、EVらしくスマートでクリーンなルックスを持っており、S2000らしいロングノーズも再現されていますね。

一方ではフロントやサイドにウイングレットも取り付けられ「スポーツカー」らしさも強調されていて、なかなかに魅力的な作品だと思います。

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ホンダは実際にS2000後継をつくる?

なお、S2000公明モデルについては、これまでにも何度か話が出ており、直近だと「2024年に登場」というウワサも。

これは米フォーブス誌が報じたもので、「デザインは初代S2000を踏襲」「アルミとカーボンを使用して車体重量は1360kg程度に収まる」「シビック・タイプRの2リッターターボエンジンを採用」という具体的な内容です。

新型ホンダS2000が登場?
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ただ、現在ホンダは非常に苦しい状況に置かれていて、日本国内だと新型フィットが惨敗し、かつレジェンド、オデッセイ、クラリティが「販売終了」。

もはや軽自動車しか売れていないという重い事実がのしかかっています。

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一方ホンダの主戦場である北米に目を移すと、リッジライン、オデッセイ、パイロット、パスポートといったクルマの人気が高く、「アメリカで生産されたクルマの売れ筋ベスト10」にもランクイン。

しかしながらこれらは「ミニバンやSUV」であり、スポーツカーであるNSXは虫の息といった感じなので、正直なところホンダは「スポーツカーなど作っている余裕はない」のかもしれませんね。

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EV時代になれば「少しは事情が変わるかも」

ただ、今後すべてのラインアップがEVに移行すれば少し事情が変わることになり、というのもEVはガソリン車に比較すると派生車種がつくりやすいと言われているため。

例えばガソリン車だと、別の車を作ろうとなると、エンジン搭載位置や駆動方式などを車種ごとに作り変えたりする必要があり、プラットフォームやシャシーも個別に設計を行う必要があります。

ただ、EVだと「(バッテリー内臓の)スケートボード型シャシー」にモーターを搭載し、その上にキャビンを載せるというシンプルな構造を採用することになるので、FFだろうがFRだろうが4WDだろうが比較的簡単にレイアウトを変更でき、かつバッテリーサイズによって出力も容易に変更が可能です。※下の画像はトヨタのE-TNGA

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つまりはコンパクトカーだろうがミニバンだろうがSUVだろうがスポーツカーだろうが「基本的に同じプラットフォーム」を持ち(BMWは将来的に、ひとつのプラットフォームに集約すると言及している)、違いはバッテリーサイズやモーターそしてその位置と数、サスペンションくらいということに。

あとは「上モノ(ボディ)」をそこに載せればいいだけという構造なので、この方法だと比較的(販売台数が少ない)スポーツカーであっても、社内での承認を取りやすいのかもしれません。

それでも新型S2000が登場するかどうかはわからないのが現在のホンダが置かれている立場ではありますが、やはり「新型S2000」には期待したいところではありますね。

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参照:Rain Prisk

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