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これはもう買うしかないな。カシオ本家から「メタル・カシオーク」、G-SHOCK GM-2100系が発表。トレンドカラーの「カーキ」が用意されるなど、Gショックは高級機械式腕時計を意識?

これはもう買うしかないな。カシオ本家から「メタル・カシオーク」、G-SHOCK GM-2100系が発表。トレンドカラーの「カーキ」が用意される

| 近年のG-SHOCKは、高級機械式腕時計のデザインやトレンドを取り入れることが多くなった |

まさかカシオ本家からカシオークが発売されることになろうとは

さて、かねてより話題のカシオG-SHOCK「2100」シリーズ。

何が話題なのかというとズバリその形状で、8角系のシェイプがあまりに「オーデマピケ・ロイヤオーク」に似ているということですね。

ただ、両者の価格には100倍(もしくは数百倍)の差があるのでとくには問題とならず、しかしアフターマーケット品として「Gショック2100系をオーデマピゲ・ロイヤルオークっぽく見せる」キットが続々登場し、最近ではさらに「本物っぽく見せる」製品も登場しています。

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まさかのカシオ本家から「メタル」カシオーク登場

なお、これまでこの2100系には「メタル」ケースが存在せず、そこはカシオが「これ以上の批判を避ける」ためだったんじゃないかと考えていたものの、ここへきてカシオがまさかの「メタルカバード・カシオーク」、GM-2100系を発売することに。

カシオによると、これは「G-SHOCKのNEWスタンダード」とのことで、その骨子は下記の通り。

ここでその詳細を見てみましょう。

初号機DW-5000と初代アナログAW-500のプロダクトコンセプトやデザインを現代に受け継ぎ、スリム&コンパクトを実現したGA-2100をメタル化。
より強く、より美しく。八角形フォルムのメタルカバードモデル、GM-2100登場。

G-SHOCKの新たなスタンダードが誕生

カシオによれば、この2100系は、G-SHOCK初号機(1983年)であるDW-5000のデザイン、そして1989年に登場した初のアナログモデルAW-500との融合。

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「タフネス」「アナログ」の可能性を広げるべくニューモデルの開発が開始されたといいますが、いま再び減点に立ち返り、それらアイデンティティーを現代のテクノロジーにて再現したのがこの2100系だと紹介されています。

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開発コンセプトは、「スリム&コンパクト」に設定され、無駄をなくすという発想をデザインそしてサイズでも実現しており、薄型モジュール、カーボンコアガード構造といった最新の技術が投入。

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形状についてはDW-5000のデザインエッセンスを抽出し、現代のライフスタイル、ファッションと調和する形状に調整した、とのこと。

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なお、デザイン過程においてはパリ、ハンブルグ、ニューヨーク、上海など世界中から集められたインプレッションをデザインへと反映。いくつもの試作品を経て完成したのが「オクタゴン(八角形)ベゼルを持つミニマルデザインなのだそう。

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実際の構造はこうなっている

そして今回発売された「メタルカバード」G-SHOCK、GM-2100系ですが、その構造はステンレス製ベゼルの内部に樹脂製インナーケースを持ち、しかしインナーケースとベゼルとの接点を減らすことで外部からの衝撃を緩和するという「初号機の中空構造」を発展させた技術を用いています。

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こちらはステンレスベゼルの製造工程。

打ち抜いたシートメタルを複数回プレスして成形し、その後に研磨を行うことで完成させるわけですね。

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G-SHOCK GM-2100系はこんな腕時計

そしてこちらが今回発売されたGM-2100系。

カラーバリエーションは4色ありますが、こちらはダークグレーIPコーティングにグリーン(カーキ)のダイヤルとストラップを持つモデル(GM-2100B-3AJF / 28,600円)。

このグリーンもしくはカーキというのは現在の高級機械式腕時計業界においてもっとも注目されるカラーであり、IWC、ウブロ、パネライ、オーデマピゲ、パテックフィリップ、ゼニス等が採用しています。

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こちらはブルーのGM-2100N-2AJF(28,600円)。

「ブルー」はカーキの前に注目されていたカラーで、このあたり現在のG-SHOCK開発チームはかなり流行を意識しているということもわかりますね。

なお、ブレスレットは細かい凹凸のある「テクスチャ」調。

こちらもオーデマピゲ、ウブロ、ゼニスなどが採用する最新トレンドであり、今後G-SHOCKはプレミアムウォッチの要素を取り入れてゆくであろうことも匂わせます。

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こちらはシンプルなGM-2100-1AJF(26,400円)。

IPコーティングがないぶん、ちょっと価格は安めです。

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そしてG-SHOCKらしいレッドダイヤルを持つGM-2100B-4AJF(28,600円)。

いずれもケースサイズは49.3 × 44.4 × 11.8ミリ、質量は72グラム、ベゼル素材はステンレススティール、バンドは樹脂製です。

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さらにカシオはこのGM-2100のスモール版、GM-S2100系(ケースサイズは45.9 × 40.4 × 11ミリも)発表。

いずれも8月の発売となっています。

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メタルカバード・カシオーク、GM-2100系のプロモーション動画はこちら

参照:CASIO

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