| さすがはアストンマーティン、ここまでこだわってカスタムできる自動車メーカーはほかにない |
購入者は文字通り無限に近い組み合わせの間で迷うことになりそうだ
さて、アストンマーティンが新しいカーコンフィギュレーターをオープン。
見たところ、自動車業界のいかなるブランドに比較しても美しいグラフィックを持つように見え、相当に力が入っている模様。
なお、アストンマーティンは内外装の選択肢が非常に多いことでも有名ですが、なんと今回DBX用として提示されているボディカラーは51色もあり、しかしこれで不十分であれば、アストンマーティンのパーソナリゼーションプログラム「Q」にて無限のカラー指定をできるものと思われます。
アストンマーティンはそのボディカラーにも相当なこだわりを持っていた
そして驚くべきことに、アストンマーティンはすべてのボディカラーについてこういった「ストーリー」を記載しており、それぞれのカラーに感情移入ができるようですね。
そしてエクステリア系のオプションを見てゆくと、ホイールは22インチが二種、23インチが一種、そしてそれぞれに3つのフィニッシュが用意されて合計9パターンが選べます。
そしてブレーキキャリパーはアノダイズドグレーのほか、ペイントによるブラック、レッド、シルバー、イエロー、ブロンズ、ビビッドオレンジの7色。
テールランプは「レッド」「スモーク」が選択可能。
グリルは「格子」、もしくは横方向の桟で構成される「ベーングリル」。
アストンマーチンDBXのインテリアにはこんな選択肢がある
そしてエクステリア以上に驚かされるのがDBXのインテリア。
あまりに選択肢が多くびっくりするということですが、まずシート形状はレーシーなバケットシートが装着される「アクセレレーター」、コンフォートシートの「クリエイト」、クリエイトをベースとしたラグジュアリー版の「インスパイア」があり、それぞれに「モノトーン」「デュオトーン」が設定されています。※下の画像はアクセレレート
こちらは「クリエイト」。
ちなみにモノトーンだとアクセレレートでは4色、インスパイアでは4色の内装色を選べます。
クリエイト「デュオトーン」では部位別にカラー選択ができ、「エンバイロメント1」では30色が選べます(画像ではレッドに変更されている部分)。
エンバイロメント2ではなんと37色を選択可能(画像でオフホワイトの部分)。
「ブローグ(パンチング加工が施されたエッジ部分)」のカラーも変更でき、パンチングの内側から覗くカラーは37色から選ぶことができます。
こちらは実際のDBXのシートですが、この穴からチラリと除くカラーまでも指定できるということになり、ぼくの知る範囲だとここまで細かくカラーを指定できるのはアストンマーティンくらい(他のメーカーでも、パーソナリゼーションプログラムを使用すれば色指定をできるとは思う)。
ステッチカラーは20色から選べます。
そのほかカーペットは12色。
インテリア・ジュエリー(センターコンソール中央やステアリングホイール、ドアインナーパネルなどの加飾)はブロンズ、カーボン、マットシルバー、ピアノブラックの4色。
シートベルトは6色。
「トリムインレーインテリア・ジュエリー(センターコンソール脇、ドアインナーパネルのアームレスト下)はブロンズ、カーボン、マットシルバー、ピアノブラックの4色。」はブロンズ、カーボン、ピアノブラック、ウッドなど6種類。
そのほかにはこういったオプションが用意されている
そのほかDBXには山ほどのオプションが用意され、キャリアなど「積載」系も多数。
面白いのは高級感がぐっと増す「デザイナーキー」がラインナップされていること。
さすがは英国の高級車というべきか、ピクニック系の貴族的オプションも。
メンテナンス系も多数。
カーボンファイバー製テールパイプ、アストンマーティンのロゴ入りドッグネットといったオプションも揃います。
おなじみラゲッジセットも用意されていますが、いったいいくらなのかは価格の表示がないので不明です。
なお、ぼくがもしDBXを購入するならばボディカラーには(英国車っぽい)グリーン、インテリアにはグリーンとレッドのツートンを選びたいと考えていますが、やはりこれらオプションもどれくらいの価格になるのかはわからず、実際に見積もりを撮ると「えっ」となってしまうのかもしれません。
アストンマーティンの新コンフィギュレーターを操作してみた動画はこちら
参照:AstonMartin