| ふだんではなかなか出来ない経験ばかりで大満足 |
ただしまだまだ自分のランボルーニでサーキットを走るのには勇気が足りない
さて、ランボルギーニ大阪/神戸さん主催のイベント、「サーキットエクスペリエンス鈴鹿 2021」へと参加。
もちろん開催場所は鈴鹿サーキットで、ランボルギーニを連ねての(大阪からの)ツーリング、そして鈴鹿サーキットでの走行というのが今回のコンテンツ。
なお、ぼくはとても自分のウラカンEVO RWDでサーキットを走行する勇気を持ち合わせておらず、「見学」という形での参加となっています。
ランボルギーニ大阪・神戸による鈴鹿サーキットのほぼ貸し切り
当日は午前中から夕方までほぼランボルギーニ大阪/神戸さんによる貸し切りとなっており、なんと鈴鹿のフルコースを思いっきり走ることができるというありがたい内容(すごい金額がかかったイベントだ・・・)。
そして「ほぼ」というのは、ランボルギーニ走行枠のなかで1時間だけ休憩タイム(1時間)があり、その休憩タイム中のみ、ほかの団体が走行したため。
ちなみにこの団体につき、「サーキット走行の参加資格は販売価格2000万円以上」というエクスクルーシブなもので、メンバーを見るとフェラーリSF90ストラダーレ(2台も参加)/ 488ピスタ、マクラーレン765LT、そしてポルシェ911GT3RS、フェラーリやポルシェのレーシングカーも。
そしてランボルギーニが陣取るのは29〜50番までのパドックとなり、各パドックごとテーマを持って分けられている模様。
当日の走行は「自由に走れる」アルティメット走行、追い越し不可で先導車付きのライトスポーツ走行とがあり、それらの走行枠によるメンバー分けのほか、「ウラカン・ペルフォルマンテ組」「ブルー組」「レッド組」といったモデルやカラーによる組分けも見られたようです。
こちらはグリーン組。
ホスピタリティラウンジも使用可能
そして今回のイベントにおいて、冷房完備のホスピタリティラウンジが使用可能だったのは非常にありがたいところ(でないと暑さでバテてた)。
ここで開会式やブリーフィング、待機、閉会式を行うことになりますが、当日は飲み物や食事を出してくれます。
ちなみに食事の内容は非常に豪華で、これだけでも「モトが取れたな」という感じ。
さらにはフードワゴンも出ておりからあげやドリンク、ジェラート等が用意されていますが、今回のイベント参加者に限っては「無料」で利用ができます。
ただしサーキットイベントはここからが本番
ただし今回のメインイベントはもちろんサーキット走行。
まずは完熟走行からはじまり、ここではアルティメット、ライトスポーツ走行両方に参加するランボルギーニ(40台くらい)がいっせいにコースイン。
その後はいったんピットに戻ってアルティメット、ライトスポーツの順に20分づつ走行します。
ちなみにライトスポーツ走行はプロのレーシングドライバーに先導によって走行するものですが、見ている限りでは「ガチ」に近いペースで走っていたようです(先導するレーシングドライバーは、参加者のレベルを見ながら速度を調整することになりますが、さすがランボルギーニオーナーだけあって参加者のレベルが高かった模様)。
そしてなんとウラカン・スーパートロフェオEVOもデモ走行を行って折り、そのサウンドはまさに強烈。
その後の休憩(1時間)を利用して別グループが走行。
こちらもなかなかに見応えがあります。
そしてまたアルティメット走行にライトスポーツ走行。
もっと早く参加してこえばよかったな
全体での走行時間はかなり長く取られており、参加者にとってはかなり濃い内容になったんじゃないかと思いますが、見ているだけのぼくにとっても、ピットレーンやパドックを自由に行き来できたり、ホスピタリティラウンジを利用できて非常に満足度の高い内容に。
これで参加費用3万円(走行する人)、その同伴者1万円というのは破格といってよく、正直「もっと早く参加しとけばよかったな」とちょっと後悔しています。
というのも、ぼくが最初にランボルギーニを購入したのは2009年で、そこからずっとこのイベント(毎年開催)にお誘いいただいていたものの、「ランボルギーニのサーキットイベント」というとあまりにエクストリームすぎて「自分には不向きなんじゃないか」と考え、ずっとお断りしてきたわけですね。
ただ、12年目にして今回初参加となったのですが、ランボルギーニオーナーさんは皆親切で、奥様や彼女さんといらっしゃったり、中には娘さんと参加している方も(パレードランではヘルメット不要ということもあり、同伴の女性たちも同乗し走行していた)。
そこにはぼくが想像していたようなハードルの高さはなく、かつサーキットの施設や参加したクルマの走りやサウンドも堪能することが出来て「とんでもなく満足感の高いイベントだな」とも考えています。
そのため、これまで参加してこなかったランボルギーニオーナーさん、これからランボルギーニオーナーとなる方にも強くお勧めしたいイベントです。
なお、ぼくら参加者が食事を楽しんだり、ブリーフィングを行っている間に、ランボルギーニ大阪/神戸さんのスタッフの方々は参加者のクルマにゼッケンを貼ったり、サーキット走行に備えて空気圧を点検したりホイールボルトの増し締めを行ったり、さらには走行中に「吹っ飛ばないよう」ホイールセンターキャップを取り外してくれたりとテキパキと作業を進めてくださり、皆が安心して走ることができるように配慮してくれていたのが印象的(よって参加者は、初心者であったとしても、何も気にせずに走行のみに集中できる)。※もちろん走行が終了したのち、ぼくらがホスピタリティラウンジにいる間にもとに戻してくれる
ちなみに今年のサーキットイベントの参加者は「過去最高」だそうですが、その裏にはこういったランボルギーニ大阪/神戸さんの気遣いがあるのでしょうね。
最後の締めは「パレードラン」
そして本日のイベントの締めは「パレードラン」。
こちらは全参加者が隊列を組んで鈴鹿サーキットを走るというもので、その後にはコース上にランボルギーニをならべて記念撮影を行います。
ちなみにこちらはウルスの車体後部に乗った撮影クルーですが、「撮影も命がけだな・・・」という印象。
こんな感じでズラリとアヴェンタドール、ウラカン、ウルスを鈴鹿サーキットのスタートラインに並べることができ、こういった経験はなかなかにできないと思われ、あらゆる意味において素晴らしいイベントだったと思います。
最後になりましたが、ランボルギーニ大阪/神戸さんにはお礼申し上げます。
その他の画像はFacebbokのアルバム「ランボルギーニ サーキットエクスペリエンス鈴鹿 2021」に保存中。