| GR86は話題のクルマだけに、どこかのショップが実際にこの仕様を作りそうだ |
レンダリングアーティストには「日本好き」が多いもよう
さて、いつも様々な「もしも」系レンダリングにてぼくらを楽しませてくれるデジタルアーティスト、ジョン・シバル(Jon Sibal)氏。
今回はその最新作としてGR86を藤原とうふ店仕様にバーチャルチューンした画像を公開しています。
もちろんこれはトヨタ公式ではなく、ジョン・シバル氏独自に考案がなされたもので、GR86に「考えうる限りの」チューンが施されているようですね。
-
参考【動画】トヨタUSAが「頭文字DとGR86」とのコラボムービーを公開!藤原拓海、土屋圭市が登場しアツいドリフトバトルを披露
| トヨタの「なんとかしてクルマの楽しさを伝えよう」というプロモーションはボク的に好印象 | 現時点では3編の動画が公開済み、今後の続編に期待 さて、トヨタの北米法人がGR86プロモーションのため、ハ ...
続きを見る
そのスタイルはあまりにアグレッシブ過ぎた
そこでどんな改造がこのGR86にほどこされているのかを見てみたいと思いますが、もちろん最大の特徴は「パンダトレノ」同様の白黒カラー、そして「藤原とうふ店(自家用)」のレター。
フロントだと大きく口を開けたグリルに牽引用ストラップ、そしてパイクスピーク・ヒルクライムを走るクルマが装着していそうな巨大なフロントスポイラー(カーボン製)が装着されています。
ボンネットはカーボンファイバー製、そしてフロントフェンダーはワイド化され、上部にはエア抜き用のルーバー(これもカーボン製)が装着済み。
ドアミラーはGT選手権に参加するレーシングカーのようなスタイルを持ち、サイドステップも前後オーバーフェンダーをつなぐために大型化されています。
そして車高は極端にローダウンされ(エアサスペンションを装備しているのかもしれない)、ホイールは超ディープなリムを持つRSワタナベ風。
リアはさらにアグレッシブな作りを持っていて、これまたカーボン製の巨大なGTウイングを装着しており、強力なダウンフォースを担保すべく補助ステーも取り付けられています(これだけウイングが大きいと、ダウンフォースによってトランクリッドが凹みそうなので、トランクリッドそのものの強化も必要なのかもしれない)。
リアアンダーにはやはりレーシングカー然としたリアディフューザーが取り付けられていますが、もしかするとマフラー(テールパイプ)はノーマルのままなのかもしれません。
なお、日本だと「ぶっといテールパイプ」はチューンドカーの証であり一つの象徴、そして走り屋の主張でもありますが、欧米ではあまりテールパイプ直径にこだわる傾向が見られず、ここは日本とそれ以外における大きな違いのようにも感じます(ただ、東南アジアでは、日本同様にテールパイプの直径を気にする傾向があるようだ)。
そのほかにはこんな作品が公開されている
なお、画像を見ても分かる通り、ジョン・シバル氏は日本びいきでも知られていて、これまでにも多くの日本車の「バーチャルカスタム」を公開しています。
たとえばこちらはトヨタ・セリカ。
80スープラの雪上仕様(ちょっとサイバー)。
新型フェアレディZのタイムアタックレーサー。
ヴェイルサイドのボディキットにカメレオンカラーという組み合わせの90年代っぽい80スープラ。
インテグラ・タイプR(米国仕様の丸目4灯ではなく、日本仕様となっているのがミソ)。
なお、同氏の作品は2次元上のみにとどまらず、いくつかのチューニングショップとの共同作業にて「3次元」化されたものが存在しており、今回の「藤原とうふ店仕様のGR86」についても、どこかでリアルに製作される可能性があるのかもしれません。
合わせて読みたい、GR86 / スバルBRZのバーチャルカスタム関連投稿
-
クーペよりもカッコいい?超セクシーな「GR86シューティングブレーク」のレンダリングが登場。実際に発売したらけっこう売れそう
| これまでにもいくつかGR86の「ワゴン化」レンダリングが公開されてきたが、その中でもまずナンバーワン | 絞り込まれたルーフ、盛り上がったフェンダーはなかなかにセクシー さて、新型スポーツカーが登 ...
続きを見る
-
すでに仮想世界で大人気!新型スバルBRZに定番チューンを施したCGが登場
| 新型スバルBRZはこれまで以上の人気車種となりそうだ | さて、新型スバルBRZが発表され、さまざまな意見がネット上で飛び交っていますが、多くは「BRZらしくなくなった」「欧州車っぽくなった」「高 ...
続きを見る
-
これまでで一番カッコいい新型スバルBRZのバーチャルチューン!ぜひこのルックスでSTIを発売してほしい。そのほかGT-R、シルビアなどにも仮想カスタムが施される
| 新型スバルBRZはレンダリングアーティストのクリエイティビティを刺激してやまないようだ | さて、再びコロナウイルスが世界に脅威をばらまきつつありますが、そこで活動を活発化させるのがレンダリングア ...
続きを見る
参照:JonSibal