| ほかのカヴァルケード仕様と異なり「明るめ」そして「シンプルな」仕様 |
SF90系のほか、296GTB、812コンペティツォーネでも選択可能
さて、フェラーリが5種類発表するとしていた「カヴァルケード10周年記念カラー」のうちの4つ目「ビアンコ・クールマイユール」。
このシリーズはフェラーリが主催する(限られた)オーナー向けのツーリング、”カヴァルケード”において訪れる景勝地をイメージしたもので、今回はイタリアのヴァッレ・ダオスタ州にあるウインターリゾート、クールマイユールをイメージしたカラーリングが公開されています。
画像にてこのボディカラーを身にまとうのはSF90スパイダーですが、フェラーリによればこの他にもSF90ストラダーレ、296GTB、812コンペティツォーネ、812コンペティツォーネA(アペルタ)に対してもこの仕様を適用できる、とのこと。
「より目立たないこと」を考えるオーナー向け
このビアンコ・クールマイユールなるボディカラーはブルーとホワイトとをかけあわせたような色味を持ち、フェラーリによると「この色合いは、氷河のような純粋さを表現しており、これまでに私たちが公開してきた4つのエクステリア・フィニッシュの中で、もっとも控えめで、”少ないことは多いことだ(レス・イズ・モア)”と考える人たちの要望に応えるもの」だとしています。
このフィニッシュはもちろんフェラーリのパーソナリゼーション部門「テーラーメイド」にて仕上げられることになり、フロントからボディサイドにかけ、そしてリアにグリーンのラインが入ります。
そしてこれまでの3種の仕様と同じくボディサイドには「39」のナンバリング、そしてボディサイドの片側にはアメリカ国旗、もう片側にはイタリア国旗が入ります。
なお、ホイールにはダークカラーのペイントそしてダイヤモンドカットが施されており、これまでの3台とは異なる明るい色味を持つようですね(全体的にライトな仕上がりになっている)。
これまでの「カヴァルケード仕様」同様、その変更内容は外観のみにとどまり、つまりドライブトレインは変更なし。
SF90スパイダーの場合だと4リッターV8ツインターボエンジンに3つのエレクトリックモーターを組み合わせて986PSを発生し、0−100km/h加速は2.5秒、最高速は340km/hというスペックを誇ります。
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参照:Ferrari