| BMW M2はそろそろ新型に切り替わろうというところだが、現行型もまだまだ捨てたもんじゃない |
BMWはモトGP向けに積極的にセーフティカーを導入
さて、BMWがモトGPのセーフティカーとして「M2 CSレーシング」を発表。
このM2 CSレーシングは次期発表されるであろう新型M2ではなく現行M2をベースにしたもので、2019年に発売されたカスタマー向けレーシングカーです。
ただしそのカラーリングは今年で50周年を迎えたBMW M社の伝統的なエンブレムをフィーチャーしており、「円形」をベースにしたグラフィックが与えられることに。
-
来年でBMW M社は50周年!2022年に販売されるMモデル、Mスポーツパッケージ装着車には1年限りのスペシャルエンブレムが選択可能に。一部車種ではヘリテージカラーの設定も
| 2022年はBMW、そしてBMW Mにとって忙しい年になりそうだ | BMWの100周年記念のときみたいに「え?」となったりすることはなさそうだ さて、BMW M社は2022年5月24日に創立50 ...
続きを見る
BMW M2 CSレーシング モトGPセーフティカーはこんな仕様を持っている
そしてこのM2 CSレーシング モトGPセーフティカーですが、ボディカラーはホワイト、そしてそこへMカラー、さらにボンネットにはゴールドにて「Safety Car」のロゴ、そしてブラックで「Moto GP」のマークが入ります。
なお、ドアミラーもゴールド、そしてプーマのマークが記されているようですね。
サイドにもセーフティカーの文字、そしてホイールはブロンズ。
リアにもセーフティカーの文字が入り、給油はリアトランク経由にて行うもよう。
ルーフにはLEDライトバー、そしてやはりセーフティカーの文字。
なお、BMW M2がモトGPでセーフティカーを務めるのは2016年以降2度め(ただし2016年のときには通常のM2)で、BMWとしては1999年以降、モトGPのセーフティカーとしてM3コンペティション、M4コンペティション、M5 CS、M8コンペティション・グランクーペをセーフティカーとして投入したことがあり、そのほかにはX5 Mコンペティション・メディカルカー、2台のBMW M 1000 RRセーフティバイクを提供している、とのこと。
加えて、モトEワールドカップでは、ピュアエレクトリックカーであるBMW i4 M50をセーフティカーとして使用することも明かされています。
M2 CSレーシングの出力は450馬力
このBMW M2 CSレーシングに積まれる3リッター直6ツインターボエンジンの出力は最高で450馬力を発生するといい、そのほかドレクスラー社製機械式リミテッドスリップ・ディファレンシャル、専用にチューニングされたABSとDCS、ザックス製ダンパー、調整式アンチロールバー、レース用エンジンマウントなど、いくつかの点において公道走行モデルからアップグレードがなされているようですね。
リアウイングは競技用そしてカーボンファイバー製、さらにM社50周年の記念ロゴ入り。
リアトランクにはクイックリリース付き。
インテリアは完全なるレーシングカー仕様です。
シートはレカロ、シートベルトはシュロス製。
合わせて読みたい、BMW M2関連投稿
-
BMWが1360馬力、ニュル7分を切るエレクトリックハイパースポーツ「iM2」投入とのウワサ。「マンガの中でしか出てこないような現実離れした機構を持つ」らしい
| BMW M部門の50周年記念車として、限定での発売か | さて、BMWのハイパフォーマンスカー部門「M」は来年で50周年を迎えますが、BMWいわく「Mブランドの50周年は、驚きに満ちた年になるだろ ...
続きを見る
-
どのキドニーグリルがお好き?デザイナーがレトロからフューチャーまで、様々な「BMW M2の」キドニーグリルを提案
| クルマの表情はやはりグリルとヘッドライトで決まるようだ | ただしBMWの場合は「キドニーグリルに頼りすぎ」で、それがなければ没個性という批判も さて、ハンガリーの自動車デザイナー、Laszlo ...
続きを見る
-
新型BMW M2はM3/M4とは異なり「レーシングカー風」に?中国より、新型M2用とされるフロントバンパーの画像がリーク
| 最近のBMWのデザインはけっこうカッコいいとボクは思う | エレクトリック時代になると、これほどまでに開口部の大きなバンパーはもう採用されないかもしれない さて、BMWは新型2シリーズ・クーペを発 ...
続きを見る