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ボクが「過小評価されすぎ」と考えるアストンマーティン・ヴァンキッシュ・ザガート・シューティングブレークが中古市場に。もっとも美しいワゴンなるも相場は低空飛行

2022/07/05

ボクが「過小評価されすぎ」と考えるアストンマーティン・ヴァンキッシュ・ザガート・シューティングブレークが中古市場に。もっとも美しいワゴンなるも相場は低空飛行

| このヴァンキッシュ・ザガート・シューティングブレークはヴァンキッシュ・ザガート4兄弟の中ではもっとも美しいボディを持つと考えている |

自然吸気V12エンジン搭載ということを考慮しても、もっと高値で取引されてもいいはずだ

さて、アストンマーティンは2016年に「ヴァンキッシュ・ザガート」シリーズを発表しており、これにはクーペ、ヴォランテ(オープン)、スピードスター、シューティングブレークの4つのバリエーションが存在します。

この内もっとも生産台数が少ないのがスピードスターの28台で、のこりの3モデルはそれぞれ99台が限定にて生産されていますが、今回その99台のヴァンキッシュ・ザガート・シューティングブレークのうちの一台が中古市場へと登場することに。

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このヴァンキッシュ・ザガート・シューティングブレークのボディカラーはエスケープ・ホワイト

このストンマーティン・ヴァンキッシュ・ザガート・シューティングブレークのボディカラーはエスケープ・ホワイトと呼ばれる美しいカラーで(パールホワイトのように見える)、ルーフ、フロントスプリッター、サイドスカート、リアディフューザーなどは織り目の見えるエクスポーズド・カーボンファイバー仕上げ。

アクセントカラーにはゴールドが用いられ、ホワイトのボディカラーと相まってなんともエレガントな雰囲気を醸し出しています。

ホイール(20インチ)もまたゴールドをアクセントに用いたエキゾチックなデザインを持ち、装着されるタイヤは255/35、リア305/30(ピレリPゼロ)。

そしてこのヴァンキッシュ・ザガートの真骨頂はそのディティールにあると考えていて、たとえばウインカーはサイドスカットルのフィンに内蔵されていたり・・・。

乗用車のテールランプとしてはとんでもなくコストが掛かっていそうなテールランプなど。

ちなみにアストンマーティンは「ヴァルカン」などテールランプにこだわることが多いようですね(これが他社のハイパーカーにも影響を与えることになったのだとも考えている)。

ちなみにこのヴァンキッシュ・ザガート・シューティングブレークには30,630ドルのヴィラ・デステ・パックのほか多数のオプションが取り付けられている、とのこと。

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搭載されるエンジンは自然吸気V12、最高出力は580馬力 / 630Nm、トランスミッションは8速オートマチック、駆動輪はもちろん後輪のみ。

アストンマーティン・ヴァンキッシュ・ザガート・シューティングブレークのインテリアは「重厚」

そしてこのヴァンキッシュ・ザガート・シューティングブレークのインテリアはややクラシカル、そして重厚な味わい(ベースモデルの設計年次がそのまま現れている)。

内装カラーはピュアブラック、そしてそこにゴールドのアクセントが採用されています。

ヘッドルームは「極小」であり、この美しいプロポーションを実現するために室内空間を犠牲にしたこともわかりますね。

シートやドアインナーパネルには「Z」ロゴが刺繍によって再現。

このヴァンキッシュ・ザガート・シューティングブレークの走行距離はわずか1,015kmにとどまり、ほぼ新車に近いコンディションを持っていて、販売価格は919,776(日本円で1億3000万円くらい)に設定されています。

ちなみにヴァンキッシュ・ザガート・シリーズは新車販売時に「一瞬で」売り切れてしまい、その後中古市場にて高値をつけるとかと思いきや、意外と価格が上がらず、場合によっては新車価格の半分にて落札された例も。

もっともレアなヴァンキッシュ・ザガート・スピードスターでさえ1億円を割っており、その状況を考慮すると、今回のヴァンキッシュ・ザガート・シューティングブレークの1億3000万円という値付けはちょっと高すぎるかもしれません。

ちなみにぼくはヴァンキッシュ・ザガート・シリーズではこのシューティングブレークが最も美しいと考えており、個人的には「もっと高値で取引されてもいいのでは」とは考えています(自然吸気V12エンジン搭載ということを考慮しても、現在の相場は過小評価されすぎだともいえる)。

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参照:Bring A Trailer

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