| ブガッティはその知名度を擴大するために様々なブランドとコラボレーションを行っている |
ジレットのひげ剃りからキックボード、スケドーニのバッグまで
さて、ブガッティは2018年に「シャンパーニュ・カルボン」とのコラボレーションを発表していますが、今回新たにボリード(ボライド)をイメージしたブルーのカーボンボトルに入った新作「EB.03エディション」をリリース(ちょっと前にはシロン・スーパースポーツ300+をイメージしたブラックとオレンジのボトルも発表している)。
-
ブガッティが高級シャンパンメーカー「シャンパーニュ・カルボン」とコラボ!ボトルはカーボン製
| 高級自動車メーカーには高級シャンパンがつきもの | ブガッティが高級シャンパンメーカー、「シャンパーニュ・カルボン(Champagne Carbon)」とのパートナーショップを結んだ、と発表。 両 ...
続きを見る
このシャンパーニュ・カルボンは、フランスのヴァレ・ド・ラ・マルヌ地区シャンピヨン村にて、家族経営のみにて運営される「シャンパン ドヴァヴリー」が生産するシャンパン。
ボトルには21もの工程を経るカーボン製を使用しており、これは「挑戦」「変革」を意味しているといい、CEOであるアレクサンドル・メア氏がモータースポーツ好きであることからカーボンボトルの使用、そして自動車業界とのコラボに結びついたのだと紹介されています。
なお、シャンパーニュ・カルボンは2017年にはF1公式シャンパンに選ばれており、ブガッティがパートナーシップ契約を結んだのはF1との契約終了後なのかもしれませんね(現在F1はフェッラーリと契約している)。
-
今日のフェラーリ296GTB納車待ち。フェッラーリ(スパークリングワイン)を購入、そして納車時に吸ってみたい葉巻を物色してみる
| ちなみにボクはアルコールを一切飲まず、タバコや葉巻も吸ったことがない | ただ、葉巻を吸うならフェラーリ296GTBの瞬間しか無いだろう さて、イタリアのスプマンテ(スパークリングワイン)、FER ...
続きを見る
価格は不明だが、EB.03は恐ろしく高価だろう
この「シャンパーニュ・カルボン・ブガッティEB03」はその名が示す通りコラボレーション第三弾となり、ボトルのサイドにはボリードのヘッドライトをイメージした「X」、正面上部には「Bolide」の文字が再現され、もちろんボトル全体はカーボンファイバー、そしてメイン部分はクリアブルーのカーボンファイバー。
気になる「中身」について、ブラン・ド・ブランの2013年ヴィンテージが入っているといい、これは「2013年の冬は寒くて雨が多く、その後、涼しい春が続き、ブドウの収穫が遅れた」年のものだといい、「力強くフレッシュで、酸味もあり、熟成のポテンシャルも高い」とも。
シャンパーニュ・カルボンのCEO、アレクサンドル・メア氏はによれば「この2013年ヴィンテージは、最初にシトラスの香りをもたらし、その後、春の花のアロマが続きます。その後、黄色い柑橘類、トースト香、アロマティックハーブの香りが強くなってゆきます。味わいは、最初の力強さに続き、よりクリーミーでビロードのようなテクスチャーが特徴です。フィニッシュは、ほのかな酸味が感じられます。ホタテのセビーチェ、マグロの赤身の刺身、サンピエールのフィレ肉の柑橘類添えなど、繊細なレシピを引き立ててくれるでしょう」とコメント(さすがに次元の違う意見だな・・・)。
一方、ブガッティのインターナショナルのマネージング・ディレクターを務めるヴィーヴケ・ストール氏によれば「ブガッティ・ボリードは、モルツハイムのデザイナーとエンジニアが想像した”最も特別な作品”のひとつで、市販車の世界に新しいレベルのイノベーションとパフォーマンスをもたらします。他のブガッティと同様、この車も比類なき存在です。私たちはこれを記念して、シャンパーニュ・カーボンのパートナーに何か同じようにユニークなものを作るよう依頼しました。彼らは、美しく、希少で、エッジの効いた、ボリードに最適なものを提供してくれました」とのこと。
上述の通り、2013年の収穫は「厳しいが、そのぶん実りある」ものだったようで、これはそのままブガッティ・ボリードの「困難な開発プロセス」「その結果もたらされた素晴らしい成果」を表しているのかもしれませんね。
シャンパーニュ・カルボンはどれくらいの価格なのか?
そしてこのシャンパーニュ・カルボンについて、生産数が少ないことから取扱店が限られ、価格も非常に高いことで知られますが、先週ふと阪急メンズ館(うめだ店)に行ったところ、このシャンパーニュ・カルボンの試飲会をやっており、そこでちょっと様子を覗いてみると、価格としては4万円代後半〜7万円台が中心(ブガッティEB.01は7万円だった)。
ちなみにF1ボトルとブガッティのボトルも置いてあり、しかしスタッフによると在庫が常時あるとは限らず、よってそのポップアップイベントは「販売」ではなくシャンパーニュ・カルボンを知ってもらい、「受注(阪急百貨店の地下で受けている)」を行うことだといい、よってその場で数万円もするシャンパンが振る舞われていたわけですね(ぼくはアルコールを一滴もたしなまないので飲んでないけれど、破格の大盤振る舞いだと思う。さすがは阪急メンズ館)。
合わせて読みたい、ブガッティとのコラボ製品関連投稿
-
ブガッティの電動キックボード(12.5万円)はアメリカだとコストコで買えるらしい!なぜブガッティはここまでコラボ製品を展開するのか?
| クルマの販売台数が少なく、車種も少ないため、クルマだけでは人々に「ブガッティ」の名を浸透させることが難しいのだと思う | 意外とその「売上げ」もバカにならないのかもしれない さて、ブガッティは今年 ...
続きを見る
-
ブガッティが伊スポーツウェアブランド「UYN」とのコラボ第二弾を発表!「テクノロジーと伝統」「カジュアルとエレガンス」という異なる要素を高次元で融合
| ブガッティは「コラボ」を徹底強化、あらゆるジャンルに進出しそうだ | 現時点で「UYN for BUGATTI」の日本展開については不明 さて、先日パートナーシップ契約を締結したブガッティとUYN ...
続きを見る
-
ちょっとやりすぎ?ブガッティのコラボが加速してしまい、「ジレットとのダブルネームひげ剃り」が発表に。1秒以内で温まる加熱バー内蔵
| その名は 「ジレットラボ ブガッティ・スペシャルエディション・ヒーテッドレーザー」 | ブガッティの名がなくても2万6000円もする高額商品 さて、ブガッティはつい先日、驚愕の「3250万円」も ...
続きを見る
参照:Bugatti