| 先代シビック・タイプRはやはり「派手すぎ」という声が多かったのだと思う |
これくらいシンプルな方が「贅肉が削ぎ落とされた」感があっていいかもしれない
さて、ホンダはつい先日「新型シビック・タイプR」のティーザーサイトを公開し、7月21日に発表するとコメントしたばかりですが、今回はその発表を前にして(おそらく)オフィシャルフォトと思われる画像がリークされることに。
現在この画像の真偽は不明ではあるものの、シビック専門掲示板等では「本物」だと見られているようです。
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イメージカラーはもちろんチャンピオンシップホワイト
なお、オフィシャルフォト(と思われる)シビック・タイプRに採用されるボディカラーはもちろん「チャンピオンシップホワイト」そしてフロントグリルやホイールには「赤バッジ」。
参考までに、このチャンピオンシップホワイトは1964年に日本で初めてF1に挑戦したホンダのF1マシン「RA271」をイメージしたもので、このRA271の車体色が「チャンピオンシップホワイト」。
なぜホンダがこのカラーを採用したのかについては明確な理由があり、当時のF1では(スポンサーカラーではなく)ナショナルカラーを使用したマシンでの参戦がならわしであって、しかし当時日本の(F1における)ナショナルカラーが決められておらず、本田宗一郎はまず車体色として「ゴールド」を申し入れたものの却下され、その後に「白と赤」を申請するもこれも却下(ゴールドは南アフリカが使用していた)。
その後の調整を経て「アイボリーに日の丸」を入れたマシンにて参戦が許可されることになりますが、このアイボリーが「チャンピオンシップホワイト」だというわけですね。
ただ、このRA271は3戦のみ走っただけで未勝利であり、ホンダがF1初優勝をあげるのは後継者のRA272になってから。
そしてこの「チャンピオンシップホワイト」という呼称について、初参戦の時点から「チャンピオンシップ」という命名を(恐れ多くも)行うとは考えられず(しかし本田宗一郎であればそうしたかもしれない)、よって後になってどこかの段階で命名されたのかもしれません。
新型シビック・タイプRのデザインはマイルドに
なお、画像を見る限りでは新型シビック・タイプRはかなり「クリーンでマイルド」な印象があり、これは従来型のシビック・タイプR(FK8)に比較して大きく変更された点です。
従来型シビック・タイプRでは突起や付加物が大量に存在し、それはそれでカッコよかったものの、年配の人からは「ちょっと派手すぎて乗れんわ・・・」という声が出ていたといい、実際にイギリスでは見た目をちょっとだけ大人しくした「シビック・タイプR スポーツライン」が登場したことも。
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もちろんベースとなる新型(11代目)シビックそのもののデザインが10代目シビックに比較してスマートになったということもありますが、ホンダとしては「そういった声」に配慮したのかもしれませんね。
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参照:hondamobilemechanic(Instagram)