| なんと過激なアルピーヌA110Rに「さらに」過激なA110Rの少量限定モデルが用意されていた |
ただしすでにアロンソはアルピーヌからの離脱を発表済み
さて、先日「A110 R」なる超過激モデルを発表したアルピーヌですが、今回は32台のみの限定モデル、「A110 R フェルナンド・アロンソ」を発表して驚かせることに。
なお、当のフェルナンド・アロンソは2ヶ月前に「2022年でアルピーヌF1チームを去り、アストンマーティンF1チームへと移籍する」と発表したばかりで、この移籍が今回発表されたA110 R フェルナンド・アロンソの価値を高めることになるのか、その逆なのかはちょっと気になるところです。
そしてこのA110 R フェルナンド・アロンソには、アロンソの意見を取り入れたという新開発のサスペンションが装着されており、それを考慮すると、アロンソの移籍がアルピーヌにとって「寝耳に水」であったこともわかりますね。
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アルピーヌA110 R フェルナンド・アロンソはこんな仕様を持っている
そこでこのアルピーヌA110 R フェルナンド・アロンソを見てみたいと思いますが、基本的にはアルピーヌA110 Rと同じ仕様を踏襲し、しかしいくつかの点において変更も。
ボディカラーはアルピーヌF1マシンと同じレーシング・マット・ブルーで、これ自体は先日発表されたA110 Rでも選択できるものですが、フロントフードが部分的にブルーへとペイントされ、アロンソをあらわす「A」のグラフィックが入ります。
そしてリアにも「A」、さらにフェイス部分がブラックに。
ブレーキキャリパーはアロンソを象徴するカラーの一つでもある「オレンジ」。
ホイールにはグレーのラインが(エッジ部に)入ります。
内外装に装着される、本来「フレンチトリコロール」のバッジは「ブルー、オレンジ、イエロー」に。
アルミ製ウイングはアルミ地金色からブラックアルマイトへ。
なお、この「アルピーヌA110 R フェルナンド・アロンソ」機能面における最大の特徴は「専用に開発された車高調整式サスペンション」。
車高調整式サスペンションは「標準の」A110 Rでも採用されますが、このフェルナンド・アロンソバージョンでは、アロンソがテストに参加して開発した「5%の剛性アップが施された」特別仕様なのだそう。
パワートレインに変更はないそうですが、ただでさえスパルタンなアルピーヌA110 Rがさらにハードになっているということで、「どんな乗り味なのか」気になってしまいますね。
アルピーヌA110 R フェルナンド・アロンソのインテリアはこうなっている
そしてこちらはアルピーヌA110 R フェルナンド・アロンソのインテリア。
エクステリア同様、基本的にはA110 Rをベースにしており、しかしやっぱり細部が「アロンソ仕様」となっていて、たとえばステアリング・ホイールのセンターマークは「オレンジ」に。
ドアインナーハンドルもオレンジ、そしてバッジのカラーも変更されています。
メーターパネルには「A110 R Fernando Alonso」の文字。
ちなみにバイザーにはアロンソの哲学でもある「here is more than one path to the top of the mountain(山の頂上へ向かう道はひとつではない)」がレーザーにて刻印されている、とのこと。
ヘッドレストにもアロンソマーク。
なお、センターコンソールにはアロンソがF1にて優勝した年(優勝回数は限定車と同じ32)とサーキットが刻印されたプレートが装着されている、とのこと。
アルピーヌはこのA110 R フェルナンド・アロンソを完全なるコレクターズアイテムとして位置づけているようで、なんとアロンソのサイン入りレーシングヘルメット(レプリカ)が付属する、とのこと。
金額は公表されていませんが、たとえいくらであったとしても、限定台数の32台は「一瞬で」完売してしまいそうですね。
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