| チームの人気をそのまま表しているのか、ルノー・スポールとのコラボ時代に比べるとアルピーヌモデルは人気がない |
そのデザインがいささかシンプルになったせいもあるかもしれない
さて、ぼくが実体験として知るかぎり、もっとも女性ウケのよろしくない腕時計の筆頭、ベル&ロス。
ただしぼくは女性に気に入られるかどうかを考えて腕時計を選んでいるわけではないので、そんなことは気にせずにベル&ロスの腕時計を愛用しているわけですが(このあいだ数えてみたら8本も買ってた)、11月にアルピーヌとのコラボレーションモデル「BR03-92 A522」を発売するとというアナウンスがなされています。
ベル&ロスは以前(2016年に)ルノー・スポールとのパートナーシップ契約を結んでいたものの、そのルノー・スポールが「アルピーヌ」へと組織変更となり、そこでベル&ロスはアルピーヌとの提携を継続し現在に至っているわけですね。
そしてルノー・スポールからアルピーヌへとパートナーが変わることにより、腕時計に使用されるアクセントカラーもこれまでの「イエロー」から「ブルー」へと大きくイメージが変わっています。
ベル&ロス BR 03-92 A522はこんな腕時計
そこでBR 03-92 A522を見てみたいと思いますが、価格は550,000円、限定本数は世界999本。
もちろん「A522」というネーミングはBWTアルピーヌ F1チームのマシン、A522とシンクロするものですね。
これまでにもベル&ロスは、F1マシンのステアリング・ホイールなどにインスパイアされた文字盤デザインを採用してきましたが、今回BR 03-92 A522で採用されたのは「スピードメーターのデザイン」。
ベル&ロスは通常「イタリック」を採用しないものの、インデックスが(アルピーヌの使用するフォントを模した)イタリック書体になっており、ここが特別さを感じさせるところです。
さらに秒針のカウンターは「A」を模していて、6時位置のデイト表示の上にはさりげないフランス国旗カラーも。
ケースサイズは42ミリ、素材はセラミック。
セラミックは傷つきにくく、かつこのブラックは成型色なので、チタンやステンレススティールにブラックのPVD加工を施した場合とは異なって色落ちの心配がなく、かつ傷をさほど気にしなくてもいいため、日常的に使用できると思います。
ちなみにですが、セラミックは金属とは異なって「ひんやり」しにくく、かつ、身につけたときにすぐに体温に近い温度まで暖かくなるので、冬季には非常にありがたい素材です。
ストラップはスリット入りのブラックラバー、交換用としてシンセティックファブリック(つまり布)ベルトが付属し、他モデル同様に交換用工具も同梱される、とのこと。
その他にはこんなベル&ロス×アルピーヌも
そしてベル&ロスはこれまでにもアルピーヌとのコラボモデルを発売しており、様々なデザインが勢ぞろい。
イエローのアクセントを持つものは以前にルノー・スポールとのパートナーシップ契約を結んでいた際のものですね。
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参照:Bell & Ross