| ルノー「5(サンク)」市販モデルの発表も期待したい |
ルノー「4」「5」のリバイバルは大きな話題を呼びそうだ
さて、ルノーとアルピーヌが10月17日より開催される2022年パリモーターショーにて、なんと6台の新型車(コンセプトカー含む)をデビューさせる、とアナウンス。
アルピーヌについては「ブランドの変革の新たなステージ」「製品とスポーツ戦略の未来」を提示するコンセプトカーを出品するとコメントしているものの、現時点ではこれが何なのか不明です。
ちなみにアルピーヌは2021年に3種の新型EVを示唆するティーザー画像を公開し・・・。
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今年始めにはGT-Xoverなる電動クロスオーバーのシルエットも公開。
ただし今回のコメントを見る限り、これまでに発表されていない、まったく新しいコンセプトカーが公開される可能性もありそうですね。
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ルノーは「4(キャトル)」のリバイバルを公開
そして一方のルノーですが、こちらはかつての大ヒット作「4(キャトル)」のリバイバルをデビューさせるといい(6車種の中で唯一明確に車種名が判明しているひとつがこの4)、これはもちろん、1961年から1990年代初頭にかけて800万台以上生産されたルノーの大ヒットモデル。
なお、ルノーはこれまで基本的にリバイバルを行わずに車種展開を行ってきたものの、エレクトリック化への以降に際して「4(キャトル)」「5(サンク)」のリメイクを行う計画を発表していて、これはやはり少しでも電動化を(一斉にライバルが電動化する中で)有利に進めようという判断なのだと思われます。
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同様の手法を用いる自動車メーカーはほかにもいくつかあり、この方法だと、初めてそれを見る人には新鮮に映りつつ(普通の新型車と同じ)、そしてオリジナルを知っている人にはなつかしく見え、注目度としては「まったくのブランニューモデルを発売するよりは」高くなり、戦略的には「正しい」とも考えています。
ルノー4の方向性はいまだ不明
ただ、ルノー4の復活があるとしても、それがどんな姿になるのかは全く不明。
先に公開された「5」コンセプトは未来志向、ルノー4のレストモッド「スイート・ナンバー4コンセプト(これは市販化を前提としたものではないけれど)」はレトロ志向なので、「未来と過去」どちらの可能性もありそうですが、あと一ヶ月ばかり先の公開を楽しみに待ちたいところですね。
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そしてルノーが発表するニューモデルの中でもうひとつ素性が明かされているのがカングーのEV版「カングーE-Tech」、さらにアウストラルE-Techハイブリッド。
これらについても詳細は一切語られていないので、やはり「続報を待つ」しかなさそうですね。
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