| ポルシェはつい最近、Eバイクメーカーに出資を行っている |
ポルシェはあらゆる方面から「電動化」を進めている
さて、ポルシェは自動車そのものの電動化を進めるとともに「Eマイクロモビリティ」への参入を表明し、それを実現するために電動自転車会社「Fazua(ファズア)」社への出資を行ったと発表していますが、今回は早速「Eバイク・スポーツ」そして「Eバイク・クロス」が発表されることに。
ポルシェによれば、両者とも「有機的な形状を持つ」カーボンフレームを採用しており、これはタイカンにインスピレーションを受けたものだと紹介されています。
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新しいEバイク・スポーツは「日常生活の完璧なパートナー」
そしてまずはEバイク・スポーツから紹介したいと思いますが、こちらはポルシェいわく「日常生活の完璧なパートナー」。
シマノ製EP-8モーターと630Whのバッテリーを搭載し、"力強い加速 "を実現する一方、リアには新しい4ピストンブレーキキャリパーが装備され、その強力な加速をも制御するだけのストッピングパワーを持っています(ポルシェのブレーキ性能は、エンジン出力の3倍だと言われるが)。
フロントライトはコラムに、そしてテールランプはシートポストに内蔵されていますが、さらにはブレーキケーブルと変速ケーブルをフレーム内に通すことでシンプルかつミニマル、そしてエレガントな外観を実現しており、スマートフォン用の充電コネクターとホルダーも装備されているようですね。
このシートポストのテールランプはなかなかスマート。
価格は11,750ドルだとアナウンスされています。
ポルシェ Eバイク・クロスは「オフロード特化」
そしてこちらはもう一方のポルシェEバイク・クロス。
その名のとおりクロスバイク的な性格を持っており、こちらもシマノが新たに開発したEP-8モーターにてライダーをアシストしてくれます。
ディレイラーはシマノXT、シートポストは油圧調整式のクランクブラザーズ製。
基本的にはEバイク・スポーツに近いように見えますが、Eバイク・クロスとEバイク・スポーツではサスペンションのトラベル量が異なり、Eバイク・クロスではFOX製の34パフォーマンスサスペンション(トラベル120ミリ)を装備。
リアには110ミリトラベルのFOXフロートDPXダンパーを組み合わせています。
ポルシェEバイク・スポーツ、Eバイク・クロスともに3種類のフレームサイズがあり、「スモール」は身長156cm〜170cm、ミディアムは168cm〜182cm、ラージは180cm〜194cmに対応する、とのこと。
車体重量については、Eバイク・スポーツが21.2キロ、Eバイク・クロスは21.7キロだとアナウンスされています。
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