| アドベンチャー風味を保ちつつもそのデザインはいくぶんスマートに |
滑りやすい路面で威力を発揮する「セレクタブル トルク コントロール」も装備し安全性も向上
さて、(環境規制に対応するため)大量に「受注一時停止」モデルが登場していたホンダのバイクですが、どんどんそのラインアップが改良を受けて受注可能な状態へと復活しており、今回はオフロード風味のスクーター「ADV160」が発表され、2023年1月16日から発売されるとアナウンスされています(473,000円)。
このADV160は「ADV150」のフルモデルチェンジ版という位置づけとなり、フレームやエンジンを一新したことが特徴です。
新型ADV160はこう変わった
そこで新型ADV160について見てゆくと、搭載されるエンジンは水冷4ストローク156cc単気筒「eSP+(イーエスピープラス)」。
排気量が7cc拡大したことで最高出力(16馬力)と最大トルク(15Nm)が向上し、もちろん最新の排出ガス規制にも対応することに。
なお、フレームは新設計となることでシート高が795ミリから780ミリへと下げられていますが、これによって足つき性が向上しています。
全体的なデザインとしてはこれまでの「オフローダー風」を継承していますが、部分的には丸みを増していくぶんスマートになったような印象も(PCX160にやや近い)。
ただしシルバーのパーツ、よりエッジの効いたパーツによってさらにアドベンチャーテイストが増加しており、リアのツインショック、専用ブロックパターンタイヤ、LEDライトやウインカーは先代から継続されています。
なお、スクリーンは大型化していて、「ローポジション」「ハイポジション」へと可動することで防風性能を向上させており、ABSやスリップ制御システム「セレクタブル トルク コントロール」の装備等により、走行性能や快適性など、全域に渡って機能・性能の向上が見られるようですね。
そのほか、大型液晶メーターを装備し視認性を向上させたほか、タコメーターや外気温計などの表示機能も追加され、フロントインナーボックス内にはUSBソケット(Type-A)を標準装備するといった改良も。
ボディカラーは3色がラインナップ
そして新型ADV160には3色の外板色が用意され、まずこちらは「マットダリアレッドメタリック」。
こちらは「マットガンパウダーブラックメタリック」。
唯一マットではない「パールスモーキーグレー」。
今のところはADV150のようなグラフィック入りのモデルが用意されないようですね。
新型ADV160のプロモーション動画はこちら
https://youtu.be/maDY4Zp6kl4参照:Honda