アルピーヌがロードバイクを発表！ラピエールとのコラボにて「A110 Rのディティールを取り入れた」軽量スパルタンな一台に。お値段131万円

｜ 一時は自動車メーカー名義にて多数のコラボロードバイクが発売されていたが ｜

あまり売れなかったのか、最近ではあまり新製品発売という話も聞かなくなった

さて、アルピーヌが同郷であるフランスの自転車メーカー、ラピエールと提携を行った、と発表。

今後いくつかの製品を発表するとアナウンスしており、ひとまずはその第一弾として「ラピエール×アルピーヌ エアコード DRS アルピーヌ（Lapierre x Alpine Aircode DRS Alpine）」がリリースされています。

これは先日発表された「リアガラスの代わりに（軽量化のため）カーボン製のカバーが装着されている」超過激なアルピーヌA110Rのディティールを取り入れたロードバイクであり、わずか110台のみの限定生産となっています（価格は9,000ユーロ＝日本円で131万円くらい）。

ラピエール×アルピーヌ エアコード DRS アルピーヌに使用されるのは最高の素材と最高のパーツ

そしてアルピーヌによれば、この「ラピエール×アルピーヌ エアコード DRS アルピーヌ」に使用されるのは最高の素材と最高のパーツ。

3種類の一方向性カーボンファイバーが使用されているそうですが、これによってすべての繊維が互いに平行に走ることになり、エンジニアが荷重の分散方法をよりよく制御することができるようになる、とのこと。

ラピエールによれば、高品質のフレームに加え、この自転車には最高の部品がすべて使われており、この自転車には、自転車メーカーが76年の歴史の中で学んだこと、そしてツール・ド・フランス級の自転車チームのペダリングから学んだことのすべてが生かされている、とのこと。

なお、フレームカラーはアルピーヌA110Rと同じマットレーシングブルー、そしてエンブレムもアルピーヌA110Rと同じくディープブラック。

フレームの他、フォーク、ダウンチューブ、シートチューブにもUD SLカーボンファイバーを使用しており極限までの軽量化が追求されています。

10月24日より一部のラピエールショップで一般販売され、2023年初頭の納品予定だそうですが、すでにかなりの引き合いがあると言われるので、入手はかなり困難かもしれません。

なお、アルピーヌはこれまでにも数々のコラボアイテムを発売しており、おそらくは今後もまだまだ「アルピーヌ印」の製品が増えることになりそうですね。

一時は多くの自動車メーカーから自転車が発売されていたが

な、数年前はちょっとした「自転車ブーム」が自動車メーカーの間で発生しており、フェラーリ、マクラーレン、ブガッティ、アストンマーティン、ランボルギーニなどがロードバイクを発売。

加えてマツダやレクサスもコンセプトバイクを発表していますね。

ただしその後は新製品発売の報を聞かないので、自動車のユーザーと自転車ファンとはあまりオーバーラップするところがなく、今後（自動車メーカーから）販売されるとすれば、「スポーツ」という観点ではなく、クルマと同様の「モビリティ」という観点としての自転車となるのかもしれません。

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参照：Alpine