| 価格は非公開、しかしとんでもなく高いのは間違いなさそう |
今後の展開、そして一般人でも注文できるようになるのかどうかはわからない
さて、「フェラーリとプーマ」「サントーニとメルセデスAMG」など、自動車メーカーとシューズメーカーとの間には様々なコラボレーションが存在しますが、今回はベントレーが「サージョン(The Surgeon)とアディダスとのトリプルコラボ」を発表することに。
ベントレーは多様な素材、多岐にわたる仕上げを得意とし、その品質についても妥協を許さないことで知られますが、今回発表されたスニーカーについても「既存モデルにベントレーの名前を付けただけ」ではなく、ベントレーの名を冠するにふさわしい高級感あふれる仕様となっています。
ベントレー×サージョン×アディダスのスニーカーはこうやって作られた
ちなみにこのサージョンというのはスニーカーデザイナーであるドミニク・シャンブロン氏が率いるブランドで、もともと同氏は自身のスニーカー(主にエアジョーダン)をペイントしたりリメイクすることから自らのキャリアをスタートさせ、そして今ではスニーカーメーカーすらも認める「カスタムスニーカーの第一人者」となっています。
今回の「ベントレー×サージョン×アディダス」シリーズのデザインに際し、ドミニク・シャンブロン氏はベントレー本社を訪れ、ベントレーの車両一台一台の製造に使用されるさまざまな素材、仕上げ、オーダーメイドの要素を徹底的に調査しており、さらにはベントレーのパーソナリゼーション部門である「マリナー」にインスピレーションを得つつも、自分のデザインにクリエイティブなディテールを盛り込むことでこれらのコレクションを完成させたのだそう。
ベースとなるのは「アディダス フォーラム ロー」ではありますが、そこにベントレーの持つデザイン的要素、ドミニク・シャンブロン氏が考案したディティールを盛り込んで1足1足ハンドメイドにて仕上げられているといいます。
その製法にはベントレーのデザイン的特徴であるダイヤモンドキルティング、ステアリングホイールに採用されているクロスステッチ、ベントレー各モデルの車内で使用されてるものと同じプレミアムレザーなどが含まれていますが、これ以外にも様々な手法や素材が用いられている、とのこと(おそらくはベントレーの特定顧客のみがマリナーを通じてカスタムオーダーできるものと思われる)。
その仕上がりはまさに「ベントレー」
ドミニク・シャンブロン氏によれば、ベントレーとのコラボレーションは、サージョンブランドにとって非常に特別な瞬間であり、私たちの創造性を新しい形で示すことができる試みです。ベントレーは、私たちと同じようにラグジュアリーとクラフツマンシップを最高レベルにて理解しており、彼らとパートナーを組み、これらのビジョンを実現することは非常にエキサイティングなプロジェクトでした」とコメントしています。
これらのスニーカーは当然ながら限定にて販売され、わずか10足しか製造されないといいますが、すべてマリナーの顧客、そしてベントレーの顧客によって予約されているのだそう。
ちなみに価格は非公開ですが、「ベントレーらしい」価格になるのは間違いないものと思われます。
なお、(ランボルギーニ・ウラカン・ステラートが発表される予定の)アートバーゼルでは、ワンオフ仕様となるベントレーとサージョンとのコラボモデルが発表されるといい、その購入者(おそらくはオークションにかけられるものと思われる)にはお揃いのワンオフスニーカーがプレゼントされる、とアナウンスされています。
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参照:Bentley