| ベゼルのアクセントはミウラの人気色、そして文字盤の目盛りやインデックスはミウラのメーターをイメージ |
「Lamborghini」や「Miura」の文字がないのがちょっと残念
さて、アトリエ・ジャラパー(Atelier Jalaper)なるフランスのウォッチメーカーが「ランボルギーニ・ミウラのパーツから加工して作った」限定腕時計を発売。
どの部分がミウラなのかというと「文字盤」にミウラのパーツを使用しているといい、ミウラのどのパーツなのはわわからないものの、「アルマイト加工されたマットブラック」だと紹介されているので、アルミニウム製パーツなのは間違いなさそうですね。
文字盤はランボルギーニ・ミウラのメーターをイメージ
この腕時計はAJ-P400と命名され、もちろんこれは「ミウラP400」にちなんだものだと考えて良いかと思いますが、その文字盤もまたミウラのメーターを意識したものだと紹介されています。
ちなみにこちらがミウラの文字盤。
たしかにインデックスや目盛りは多くの点で共通しているようでもありますが、惜しむらくはランボルギーニの文字やミウラの文字が見られないこと(ライセンス契約を締結できなかったのだと思われる)。
このAJ-P400のケースはステンレス製で、トップと側面はブラシ加工、面取りされたエッジ部なポリッシュ加工、そして楕円形のベゼルにもポリッシュ加工が施されますが、この「楕円」はミウラのヘッドライトをイメージしたている、とのこと。
風防はサファイアクリスタル、ストラップはレザー製ですが、このレザーにはいくつかの畝が設けられ、これはもしかするとミウラのシート(ここまで立体的ではないけれど)をイメージしたのかもしれません。
搭載されるムーブメントはセリタ製の手巻き式
ケースバックはスモークグレーのミネラルガラス、そしてメカニカルムーブメントを見ることが可能です(ストラップはインターチェンジャブル方式を採用しているようだ)。
ムーブメントは毎時28,800振動(4Hz)で作動する手巻き式(セリタSW270-1 Mキャリバー)でパワーリザーブは約45時間。
リザーブ状況は文字盤の6時位置にあるパワーリザーブインジケーターでにて確認することが可能となっています。
このアトリエ・ジャラパー AJ-P400は、400本のみが限定にて生産され、価格は1,800ユーロ(現在の為替レートで約26万円くらい)、納品は6月に開始される予定なのだそう。
なお、ちょっと前にはデロリアンのパーツを使用した腕時計、そしてマスタングのパーツを再利用した腕時計が発売されていますが、こういった企画が今後はどんどん増えてくるのかもしれませんね。
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参照:Motor1