| メルセデス・ベンツは今後数年かけてラインアップを大幅に整理する計画を持っている |
今回のニューモデルはこれまでの「CLA」に代わる、しかし上位互換なのかもしれない
さて、メルセデス・ベンツがドイツ・ミュンヘンで開催されるIAAモビリティ・モーターショーで発表する新コンセプトのティーザー画像を公開。
メルセデス・ベンツは少し前に「エントリーラグジュアリー、コアラグジュアリー、トップエンドラグジュアリー」の3つにポートフォリオを再編すると発表しており、今回の新コンセプトはエントリーラグジュアリーに属するものと思われます。
現時点では新コンセプトの詳細は「ナゾ」のまま
なお、メルセデス・ベンツはこの新しいコンセプトカーについてコメントを控えており、よって詳細についてはナゾのまま。
ただしティーザー画像からは流麗なクーペ風シルエット(ただしドアは4枚存在するようだ)、力強い前後フェンダー、下に向かって傾斜したノーズを確認でき、”スポーティーな”ラインアップであることは間違いなさそう。
なお、ポートフォリオの再編の発表にあわせ、メルセデス・ベンツは「エントリーラグジュアリーモデルはMMAプラットフォームを採用する」ともコメントしていますが、このMMAプラットフォームはピュアエレクトリックパワートレーン/内燃機関(ガソリン/ディーゼルエンジン)両方に対応するように設計されており、この新型コンセプトカーの市販モデルにおいては「当初ハイブリッド、しかし後にはピュアエレクトリック」へと変遷するであろうことも推測可能です。
メルセデス・ベンツはIAAモビリティ・モーターショーへと「電動化一色」にて臨む
なお、メルセデス・ベンツはIAAモビリティ・モーターショーにてEVへの取り組みをアピールするといい、これは全ブランドの電動化モデルを一堂に展示するという初の試みを行うことからも意気込みを見て取ることが可能です。
そのほか、ヴィジョンEQXXやヴィジョン One-Elevenといった、将来の電気自動車・電動化モデルを示唆するコンセプトカーも展示されるといい、会場で電気自動車および電動化モデル30台の同乗試乗を行う予定であることも発表済み
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IAAモビリティ・モーターショーは9月5日に開幕し、10日まで開催される予定ですが、ポルシェはここでエレクトリック・コンセプトカーを披露するものと見られ、フォルクスワーゲンは全輪駆動化かつパワーアップされた”スポーティな”ID.7 GTXを公開することも分かっています。
まだまだショーに参加する自動車メーカー、そして展示内容がわかるのはまだ先になりそうですが、数年前のモーターショーのように「電気自動車一色」となるのは(これまでに公開されている情報から判断して)間違いなく、各社とも準備に余念がないものと思われます。
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