
| メルセデス・ベンツの至宝を「地上最強のオープンカー」に変貌させる究極の調律 |
500以上の新開発のコンポーネントと非常に複雑なソフトップシステムを組み合わせる
メルセデス・ベンツのチューニングにおいて、世界で最もその名を知られる存在のひとつ「BRABUS(ブラバス)」。
彼らが究極のラグジュアリー・オープンカーを目指して作り上げた「BRABUS XL 800 CABRIO」は、SUVに究極の贅沢を組み合わせた「ハイパー・オフローダー」。
この「XL」は以前に販売され好評を博していた「ブラバス 800 カブリオ」の上位かつ限定バージョンであり、ここでその詳細を見てみましょう。
この記事の要約
- 圧倒的パワー: 最高出力800hp、最大トルク1,000Nmを叩き出し、0-100km/h加速はわずか3.7秒
- 究極の空力美: カーボン製エアロパーツを随所に配することで高速域での安定性と獰猛なビジュアルを両立
- 至高の内装: 「BRABUS Fine Leather」によるフルカスタム・インテリアが五感を満たす贅沢を提供
- 唯一無二の存在感: 21インチの鍛造ホイールと独自のエキゾーストシステムが視覚と聴覚を圧倒

官能的なスピードと贅の極み。BRABUS XL 800 CABRIOが定義する「自由」
「これ以上のオープンカーが世界に存在するだろうか?」BRABUS XL 800 CABRIOを目の当たりにすると、誰もがそう自問自答するかもしれません。
メルセデスAMG S 63 カブリオレをベースとしながらも、ブラバスのエンジニアはその心臓部である4.0リッターV8ツインターボエンジンに独自の「PowerXtra B40S-800」パフォーマンス・キットを導入。
その結果、そんじょそこらのスポーツカーをも置き去りにする異次元の加速性能を手に入れており、しかし、このクルマの真価は数字だけにとどまらず「(現在メルセデス・ベンツが提供していない)Gクラスのオープンモデル」ということにあります。
ルーフを開け放ち、V8サウンドを奏でながら風と一体になる瞬間、この車は「究極の自由」を体現するデバイスへと昇華するというわけですね。
スペック・性能詳細:もはや「怪物」と呼ぶに相応しい数値
ブラバス XL 800 カブリオの凄みを具体的な数値で確認してみると・・・。
主要諸元・パフォーマンス
| 項目 | スペック詳細 |
| ベース車両 | Mercedes-AMG S 63 4MATIC+ Cabriolet |
| エンジン | 4.0L V8 ツインターボ(BRABUS 800 仕様) |
| 最高出力 | 800 hp(588 kW) |
| 最大トルク | 1,000 Nm(電子制御リミッター付) |
| 0-100km/h 加速 | 3.7 秒 |
| 最高速度 | 300 km/h(電子制御リミッター付) |
| 駆動方式 | 4MATIC+(全輪駆動) |
| トランスミッション | 9速スポーツトランスミッション |
注目すべきカスタマイズ・ポイント
- BRABUS モノブロック鍛造ホイール: 軽量かつ高剛性な21インチ、または22インチの「Platinum Edition」を選択可能
- スポーツエキゾーストシステム: フラップ制御機能を備え、住宅街に配慮した「カミングホーム」モード、そしてV8の咆哮を轟かせる「スポーツ」モードを切り替え可能
- カーボンファイバー製エアロパーツ: フロントスポイラー、ディフューザー、リアスポイラーはすべてクリアコート仕上げのカーボン製
デザイン:クラフトマンシップが宿る、世界に一台だけの空間
BRABUS XL 800 CABRIOの外装は、クロームパーツを排除した「ペイント」が基本となっており、さらにはカーボンパーツの織り目を際立たせる仕上げを持たせることで”よりアグレッシブな”印象を与えます。
さらに驚くべきはインテリアで、「BRABUS Fine Leather」と呼ばれる内装カスタムは、熟練の職人が一点一点手作業で仕上げるという贅沢極まりないもの。
最高級のレザーにアルカンターラを組み合わせ、ステッチの色やキルティングのパターンにイタルまでオーナーの好みを無限に反映させることが可能だといい。スカッフプレートやアルミペダルなど、細部に至るまでBRABUSのロゴが刻まれ、オーナーであることを誇らしく思わせてくれるという仕掛けも見られます。

ブラバスのポジショニング:ライバル不在の「孤高の存在」
ブラバスの競合といえば「メーカー純正」ではなく、マンソリーのようなハイエンドチューナーのコンプリートカーとなりますが、ブラバスはそのエンジニアリングにおいて一歩リードしているのだとも考えられ(メルセデス・ベンツをベースとした長いチューニングの歴史があり、関係性も深い)、「いかにもブラバス」という雰囲気を強調するよりも、メルセデス・ベンツの持つポテンシャルをさらに引き出しているように思います。※ぼく自身、マンソリーかブラバスかと言われると、ブラバスを選ぶ
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そしてそのポテンシャルをさらに伸長させることでベントレーの重厚感やロールス・ロイスの優雅さに匹敵するインテリアや快適性を持たせつつ、中身はハイパーカーにも匹敵する「凶暴なまでの出力」を獲得することに。
紳士の顔をしながら、右足を踏み込めば野獣へと変わる。この二面性こそが、世界中のトップエグゼクティブやコレクターがブラバスに魅了される理由なのだと思われます。
結論:BRABUS XL 800 CABRIOは「成功者の証」であり、究極の自己表現である
BRABUS XL 800 カブリオはブラバスそしてオーナーの情熱、成功、そしてこだわりを形にした「走るステートメント」。
メルセデス・ベンツ本来の完成された美しさを尊重しつつ、その限界を打ち破るブラバスの哲学でもあり、2026年現在、自動車業界が電動化へと急加速する中で「これほどまでに純粋で、暴力的な」内燃機関を持つオープンカーを手にすることは、一つの時代の頂点を所有することを意味するのかもしれません。
風を切り、サイドマフラーから放たれるV8の鼓動を感じながら走るその時間は、何物にも代えがたい贅沢となりそうです。
新たな知見:ブラバスの「価値」が落ちない理由
なお、高級車のチューニングカーは一般的にリセールバリューが懸念されがちですが、ブラバス(特にコンプリートカー)は例外だとされ、というのもブラバスはドイツ政府から「自動車メーカー」として認定されており、独自のシャシー番号(VIN)を持つモデルも存在するほどの信頼性を誇るから。
その希少性とクラシック・ブラバスがオークションで高値取引されている実績から、単なる「カスタムカー」ではなく「投資対象」としての側面も持ち合わせているというわけですね。
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参照:Brabus










