| 全体的なプロポーションは変わらずとも、そのディティールは大きく変わることになりそうだ |
よりスポーティーに、より洗練された外観を持つことになるのは間違いない
さて、第3世代のポルシェ・パナメーラは11月24日にアンヴェールされる予定ではありますが、今回カリフォルニアのフリーウェイを走行するプロトタイプが一般人によって撮影されることに。
カモフラージュ用のシートが貼られているものの、おそらくはこれまででもっとも接近し、かつ細部を捉えた動画となっており、ここでその内容を見て見ましょう。
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新型ポルシェ・パナメーラはこんなディティールを持っている
まず、新型パナメーラのシルエットはこれまでと大きく変わるものではなく、見ようによってはフルモデルチェンジではなく「フェイスリフト」のようにも思えるほど。
サイドからのプロフィールだけではなくリアから見てもそれは同じで、LEDライトバーの形状、そして位置ともに現行モデルに非常に近いデザインを持つように思います。
ただし若干前後オーバーハングが短くなりホイールベースが長くなったようにも。
しかしながらディティールを見てゆくと細かい差異を見ることができ、リアバンパー下部の形状が変更され、テールパイプがバンパー内に格納されてディフューザー形状も新しくなっているようですね。
一方で「上がってから左右に開く」リアウイングの構造は現行同様。
フロントバンパー内のエアインテークも(バンパー表面と)シームレスに、そしてヘッドライト内部のクワッドLEDはより「細長い」デザインに。
リアクォーターガラスにはやや違和感があり・・・。
接近してみるとフィルムにて覆われていることがわかり、この部分の意匠が変更されるであろうことを意味します。
なお、セダンにおいて、このリアクォーターウインドウの形状は車体イメージを大きく左右することになり、最近だとBMWが3シリーズ、5シリーズにおいて、有名な”ホフマイスターキンク”のデザインを進化させていますね。
一方でインテリアは偽装が厚いものの、こちらはすでにポルシェが公式ティーザー画像として概要を公開しています。
こうやって細かいところを見てみると、「一見すると変わっていないように思え」、しかし実際に発表される新型パナメーラはその印象を大きく変えてくることになりそうです。
走行する新型ポルシェ・パナメーラのプロトタイプを捉えた動画はこちら
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参照:KindelAuto