| 全身フルカーボン、さらにはアグレッシブなエアロパーツが目を引く仕上がりに |
一方でレトロな仕様のホイールが目新しい
さて、レンダリングアーティスト、キジル・サリーム(Khyzyl Saleem)氏が「(自身の考える)GT3」シリーズの一環としてポルシェ911GT3と題された作品を公開。※現実世界の911GT3とは異なるタイムラインに存在するクルマだと思われる
なお、この仮想GT3シリーズは「GT3クラスのレーシングカーをストリートに解き放つ」というコンセプトを持つと記されており、GT3レーシングカーがもともと持つ要素に加え、同氏オリジナルのディティールがふんだんに盛り込まれた仕様を持っています。
なお、キジル・サリーム氏はもともと「2次元上にしか存在しない」仮想チューンドカーをCGにて作成しており、しかしその斬新な作風が多くのチューナーの目にとまったことから今では様々なショップやファクトリーと「共同」にてパーツやチューニングカーの製作を行う”売れっ子”となっています。
ポルシェ911GT3Rはこんなクルマ
そこで今回公開されたレンダリングを見てみると、911GT3らしさを残しつつもさらにワイドなボディが与えられ、かつ車高が「極限まで」落とされるというバーチャルワールドならではの仕様を持っています。
ボディパネルはシルバーのヴィジブルカーボンファイバー製で、オリジナルの911GT3や911R(レーシングカー)にはないディティールも。
そして興味深いのは「ウイングレス」であること。
ポルシェ特有のリアウイングのかわりとして、ごく小ぶりなダックテールスポイラーが装着されており、これによってさらに「低く、広く」見えているようにも思います。
そのほかにはこんなGT3シリーズも
そしてキジル・サリーム氏はほかにも様々なGT3およびGT3Rを公開しており、こちらはマスタングGTDをベースにした「マスタングGT3」。
やはりリアウイングはコンパクトな形状へと置き換えられ、前後フェンダーは大きく張り出し、サイドステップとともに凶暴な形状へ。
そしてこちらはBMW M3 GT3。
やはりウイングは小さく、そしてボディはワイドに。
まるでミドシップカーのようなフロントフード、そしてリアフェンダー上のダクトが特徴的です。
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参照:the_kyza