ガンサーワークスがポルシェ911レストモッド「オーガスタ」を公開。空冷フラットシックスをツインターボ化し750馬力を発生、内外装は「ほぼカーボン」

Image：Gunther Werks

｜　993ターボ風の要素を取り入れつつも細部は「最新」に　｜

パフォーマンスにかかる数値は明かされていないものの素晴らしいドライバビリティを持つことは間違いない

さて、シンガー・ヴィークル・デザインとはまた異なる路線のレストモッドが人気を博しているガンサーワークス。

ロサンゼルスを拠点として活動しているレストモッダーであり、993世代のポルシェ911をベースとしたカスタムを行っていることで知られますが、先日のモントレー・カーウィークにて数台の新作を発表しており、その後にそれぞれの詳細について改めて公開しています。

ガンサーワークス ポルシェ911「リマスター」オーガスタはこんな仕様を持っている

今回紹介されている911レストモッド（ガンサーワークスではリマスターと呼んでいる）はそのボディカラーから連想できるように「オーガスタ」と命名されており、750馬力を発生する4リッター空冷ツインターボ・フラットシックスを搭載。

エンジンやエアクリーナーボックス、ファンは美しくカスタムされており、ここ最近公開されたガンサーワクス製ポルシェ911リマスターの中ではもっとも芸術性が高い仕様を持っているとも考えられます。

車体各部にはカーボンファイバーが使用されていますが、フロントトランク内にはエア抜き用のダクト、そしてサスペンション調整用のユニット、さらにはレザーにステッチが入るカバーも。

ホイールは肉抜きが施されたセンターロック（かなり軽そう）。

ボディパネルはすべてカーボンファイバーにて作り直されているものの993ターボのイメージを残しつつもディティールが強調され、エアロダイナミクス面では最新の理論が反映されたデザインに。

ヘッドライトや灯火類もすべてガンサーワークスのオリジナルデザインへと置き換えられています。

インテリアもまた「ほぼカーボンファイバー」へと置き換えられ、ローズゴールド仕上げのメタルパーツ、そしてオレンジの張り材が使用されることでコントラストを高めつつも高い品質を感じさせる仕上がりに。

マニュアル・トランスミッションは「リンケージむき出し」、そしてシフトレバーもオリジナルデザインへ。

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参照：Gunther Werks