| A380のプレミアムエコノミーはなかなかにコストパフォーマンスが高い選択である |
唯一「ここがもうちょっと」という点があれば、それはフルフラットまで倒れないシートである
さて、関西国際空港からドバイまではA380のプレミアムエコノミーを利用していますが、ここでその様子を紹介してみたいと思います。
プレミアムエコノミーは簡単にいえば「ビジネスクラスとエコノミークラスとの中間」となり、料金は「エコノミー寄り」なので比較的コストパフォーマンスが高いのかもしれません(その時によって料金が変動する)。
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エミレーツ航空のプレミアムエコノミー(A380)はこんな感じ
そしてこちらはA380のプレミアムエコノミーの座席。
文字通りエコノミーとビジネスクラスとの中間であり、クリームレザー(キルティングとパンチング仕様)を使用した高級なシートに調節可能なレッグレストとヘッドレストを備え・・・。
レッグスペースは広く・・・。
レッグレストを使用するとこう。
シートそのもののサイズも大きく、けっこう快適に過ごせます。
背もたれもけっこう大きく倒せるものの「フルフラット」とはならず、ここはビジネスクラスとは大きく異なるところですね(機体によっても異なるが、以前に乗ったエミレーツ航空のビジネスクラスではほぼシートがフルフラットになり、寝るときは客室乗務員がマットとシーツを敷いてくれた)。
モニターは13.3インチ(ランボルギーニ・ウラカンのメーターとフェラーリ・ローマのメーターの中間くらいのサイズ)。
もちろん多数のエンターテイメントプログラムがラインアップされるほか、ハードとしてはUSB-C含む複数の充電ソケットが用意され、世界各国の規格にあわせたコンセントも用意されています。
頭上には「スターライト」。※離陸前、飛行中、着陸後など状況によってカラーが変わる
赤く光るとこう。
テーブルはワイドサイズの「木目」です(折りたたみ格納式)。
(シートの)フロントのポケットにはボトル入りの水が入っていますが・・・。
別途ウエルカムドリンクも出てきます。
ちなみに食事に使用される食器はロイヤルドルトン、ナイフやフォークはステンレス製(リネンで包まれている)。
そして食事はちゃんとしたコース(かなり量が多い)で、搭乗後1時間くらい(日本時間の夜1時くらい)にドカンと出てくるので「ちょっとキツいな・・・」という感じ。
ちなみにアルコールはビジネスクラスと同じだそうで、ヴィンテージワインなども豊富に揃います。
ちなみにこんな感じでメニューも配ってくれます。
こちらは朝食。
こちらはアメニティ。
中に入っているのはアイマスク、耳栓、靴下、そして歯磨きに歯ブラシ(グリップ部分が木でできており環境負荷に配慮している)。
ウインドウにはスイッチにて開閉する電動ブラインド。
着陸寸前のドバイ上空の景色はこんな感じ。
ブランケットはサステナブルな素材でできており、しかし厚さや肌触りも上々。
クッション内の充填物には「羽毛」が用いられているようですね。
トイレもこんな感じで蓋なども木製。
ちゃんと温水も出ます(温度調整が可能)。
ヘッドホンは「角形」(これはエコノミークラスと共通)。
ちなみにですが、いつもエミレーツ航空に乗って思うのはキャビンアテンダントの人たちが「とんでもない美人さん揃い」ということで、さらにその表情が非常に豊かということ。
とにかくその笑顔の破壊力が凄まじく、激務で疲れているであろう中でも乗客に対しては最大限の笑顔(ハリウッド女優のようなビッグスマイルである)で接してくれ、旅行者の旅をより良いものとしてくれるように思います(感謝)。
エミレーツ航空 エアバスA380「プレミアムエコノミー」搭乗記(動画)はこちら
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