>その他イギリス車

ケータハムをイタリアのデザイン事務所が再デザインするとこうなる。セブンをドレスアップしたキャメル・スコペルタ が受注開始

ケータハムをイタリアのデザイン事務所が再デザインするとこうなる。セブンをドレスアップしたキャメル・スコペルタ が受注開始

Image:Camel Studio

| たしかにケータハム・セブンにはもっと多彩な選択肢があってもいい |

古き良きイタリアの伝統と最新のデザイン技術との融合

さて、コロナ禍によって自分と向き合う時間が増えたり、様々な規制によってピュアなスポーツカーが消えていったり内燃機関が消え去ろうとしている中で再注目が集まるのが「ケータハム」。

ある意味では最もピュアなスポーツカーを作っている自動車メーカーであるともいえますが、今回ケータハム・セブンの「ドレスアップバージョン」がイタリアのデザイン事務所、キャメル・スタジオによって提案され、実際に15万ユーロ(現在の為替レートにて2380万円くらい)にて受注が開始されることに。※これまでにも様々なコーチビルト車両をリリースしている

コロナは多くの人々にとって「自分の人生に何を求めるかを再評価する」きっかけに?シンプルでレトロなケーターハムが2021年に過去最高の販売台数を記録
コロナは多くの人々にとって「自分の人生に何を求めるかを再評価する」きっかけに?シンプルでレトロなケーターハムが2021年に過去最高の販売台数を記録

| コロナウイルスのパンデミックは多くの企業の明暗を分けたが、好調だったのは「個性が強い」ブランドだったようだ | 人々は「流行に流されず」自分の意思でモノを選ぶようになったのかもしれない さて、日本 ...

続きを見る

キャメル・スコペルタはこんなクルマ

そしてこの美しい「ドレスアップバージョン」はキャメル・スコペルタ(Camel Scoperta)と命名されており、1950年代から60年代のクラシックなイタリア車にインスパイアされつつも現代的な要素を多数盛り込んだクルマです。

ケータハム・セブンの馴染み深いシルエットにさらなる視覚的なインパクトを加えたデザインが特徴で、フロントエンドには滑らかな曲線と繊細な折り目が施された大きなクラムシェル型のボンネットが見られ、エレガントでありながらもアグレッシブな印象を与えることに。※職人がメタルシートを手で叩いて成形していた時代を彷彿とさせる

468309592_1090517583079613_4606483031644391485_n

さらにはドラマチックなフロント・スプリッターと大きなグリルが目を引き、楕円形のLEDヘッドライトが現代的なアクセントを加えています。

ボディワークはサイドに向かって流れるようにデザインされており、レトロなデザインのウィングミラー、フロントホイールのすぐ後ろに配置されたサイドエグゾーストといった特徴があり、リアにはスペアタイヤを収めるためのカスタム設計されたデッキリッド、さらにはスリムなLEDテールライトによる優美な曲線を描くテールセクションも。

インテリアもまたスコペルタの魅力的な要素のひとつですあり、キャビンは大きな楕円形ベースへと変換され、ダッシュボードの上にはフロートマウントされたスピードメーターとタコメーターが水平にレイアウト。

加えてスリムな三本スポークのステアリングホイール、5速ゲート付きマニュアルシフター、そして特徴的なヘッドレストが内装を飾り、カーボンファイバー製ロールバーが安全性とスタイルを兼ね備えています。

搭載されるパワートレーンは標準のケータハム・セブンと同様に、フォード製の2.0リッター”デュラテック”エンジン、出力は240馬力。

エンジンそのものは変更されておらず、しかし車体重量の増加は最小限に抑えられているはずなので、ケータハム・セブンが持つ軽量なハンドリングと応答性の高い走行性能をそのまま楽しめるはずだと思われます。

合わせて読みたい、ケータハム関連投稿

ケータハムがヤマハとの提携を発表。その理由は「ヤマハはバイクを作ってきたので重量とその配分の重要性を理解しているから」、そして電動モーターの提供を受けることに
ケータハムがヤマハとの提携を発表。その理由は「ヤマハはバイクを作ってきたので重量とその配分の重要性を理解しているから」、そして電動モーターの提供を受けることに

Image:Caterham | 現時点で「プロジェクトV」は”非常に実現度の高いコンセプトカー”にとどまり、市販化については具体的なアナウンスがなされていない | しかし「EVに対する固定概念を覆す ...

続きを見る

ケータハム史上もっとも高級でもっとも快適、そしてもっとも高価な「セブン CSR トゥエンティ」発表。生産わずか40台のみのコレクターズアイテム
ケータハム史上もっとも高級でもっとも快適、そしてもっとも高価な「セブン CSR トゥエンティ」発表。生産わずか40台のみのコレクターズアイテム

Image:Caterham | 現在ケータハムは「再評価」がなされており、このセブン CSR トゥエンティは”瞬殺”に違いない | コロナ禍以降、「シンプルでピュア」なスポーツカーに注目が集まってい ...

続きを見る

ケータハムCEO「ええ、プロジェクトVのドア開口部はアウディTTから拝借しました。シートはマセラティから」。ケータハムのパーツ再利用ノウハウがスゴかった【動画】
ケータハムCEO「ええ、プロジェクトVのドア開口部はアウディTTから拝借しました。シートはマセラティから」。ケータハムのパーツ再利用ノウハウがスゴかった【動画】

| ケータハムはクルマを作るのにはどこにどれだけコストや重量がかかるのかを知り尽くしている | こういったノウハウは大規模自動車メーカーだと集約が難しい さて、先日ケータハムは衝撃のピュアエレクトリッ ...

続きを見る

参照:Camel Studio

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

->その他イギリス車
-, , ,