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【究極の空冷】シンガーが放つ「911カブリオレ」が美しすぎた。レッドブルのF1技術で剛性175%アップ、420馬力のオープンエア・モンスター

【究極の空冷】シンガーが放つ「911カブリオレ」が美しすぎた。レッドブルのF1技術で剛性175%アップ、420馬力のオープンエア・モンスター

| シンガー・ヴィークル・デザインは立て続けに「ターボコミッション」新作を発表 |

ポルシェ911のレストモッド(レストア+カスタマイズ)において世界最高峰の評価を得る「シンガー・ビークル・デザイン(Singer Vehicle Design)」。

すでに「レトロ」ラインのレストモッドの受注を終了させ、その軸足は930ターボをイメージした「ターボコミッション」へと移っていますが、ここ最近において立て続けに「クーペ」「タルガ」を発表し、そして今回は「カブリオレ」。

生産台数が世界で75台に限定される、「機械芸術」と呼ぶにふさわしいその内容を見てみましょう。

この記事の要約

  • コスワース製4.0Lフラット6(420hp)を搭載。初の可変バルブタイミングを採用
  • 世界限定75台。1980年代の「ターボルック(ワイドボディ)」をカーボンで再現
  • レッドブル(RBAT)の解析により、ボディ剛性がオリジナル比175%向上
  • 「Zパターン」の新型ソフトトップにより、閉じた状態でも完璧なルーフラインを実現
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レッドブルF1技術が解決した「オープンカーの宿命」

これらオープンシリーズは「911カブリオレ Reimagined by Singer」と命名されており、注目すべきは「美しいだけではなくパフォーマンスも高めてきたこと」。

F1王者レッドブル・レーシングの技術部門「レッドブル・アドバンスド・テクノロジーズ(RBAT)」と協力してカブリオレ最大の弱点であるボディ剛性を劇的に改善し、さらには伝説のエンジンビルダー「コスワース」と共同開発した新エンジンを搭載しています。

コスワースが手掛けた「空水冷」ハイブリッド・エンジン

リアに搭載されるのは空冷エンジンの魂に現代の技術を注入した4.0L水平対向6気筒エンジンで、以下のような特徴を持っています。

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特徴とスペック:4.0L自然吸気フラット6

項目スペック・特徴
最高出力420 hp
レブリミット8,000 rpm以上
トランスミッション6速マニュアル(オープンワーク型シフトリンクも選択可能)
エンジンの特徴可変バルブタイミング(VVT)を初採用。低速での扱いやすさと高回転のパワーを両立
冷却方式シリンダーは空冷、シリンダーヘッドは水冷というハイブリッド方式を採用

美学の極致:機能とデザインが融合した外装

ヴィンテージオープンカーが抱える最大の悩みは屋根がないことによる「ボディのたわみ」。

シンガーはこの問題を解決するため、F1界の巨人レッドブル・アドバンスド・テクノロジーズと手を組んでおり・・・。

  • 13個のカーボンパーツ: 964型シャシーを全分解し、RBATがシミュレーションで特定した13の急所にカーボンファイバー製補強パーツを接着
  • 剛性175%アップ: これにより、オリジナルの80年代モデルに比べ、ねじれ剛性が驚異の175%向上。クローズドボディのクーペに匹敵する正確なハンドリングを手に入れる

さらには1980年代のワイドボディ(カレラM491)をオマージュしたボディは、すべて高強度のカーボンファイバーで成形され・・・。

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  • 「Zパターン」ルーフ: 新設計の折りたたみ機構によって操作がスムーズになっただけでなく、幌を閉じた際のシルエットが非常に薄く、美しく保たれる
  • アクティブ・エアロ: クラシックな「ホエールテール(クジラの尻尾)」スポイラーは、固定式のほか、速度に合わせて自動昇降するタイプも選択可能
  • ポップアップ・ライト: フロントフードには、使用時のみせり上がるハイパフォーマンス補助ライトが内蔵されている
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【限定100台】シンガーの最新ポルシェレストモッドは“1980年代のワイドボディ911”へのラブレター。エンジンはコスワース、足回りはなんとレッドブル製
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インテリア:時計製造基準のクラフトマンシップ

車内は「オート・オルロジュリー(高級時計)」に匹敵する精度で仕立てられており・・・。

  • サテン&レザー: パシフィック・ブルーの個体には、タンジェリン・レザーとベルベット・コーデュロイを組み合わせたスポーツシートを配置
  • 最新機能の隠蔽: Apple CarPlay、ナビゲーション、エアコン、ノーズリフト(段差対策)といった現代の必須機能をクラシックな内装を崩さずに統合している

結論

シンガー「911カブリオレ」は単なるノスタルジーではなく、2026年現在の最先端素材と1960年代から続く伝統を、レッドブルやコスワースという「本物」たちの手で融合させた究極のレストモッド。

価格は公表されていないものの、これまでのシンガー製911レストモッドの例からするに、仕様によっては数億円に達することは間違いものと思われます。

しかし風を感じながら8,000回転の咆哮を聴く体験は”金額では測れない価値”となることは間違いなく、選ばれし75名のオーナーのみが享受できる特権ということになりそうですね。

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参照:Singer Vehicle Design

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